居場所づくり
13日、土曜日。前夜は激しい春雷でした。大きな雨が少し小さくなった朝、いつものように朝風呂。池にもいつものようにパンをあげます。野良犬が3匹、パンをくれるのかと窺っています。
新事務所へ。雑務。みんなの家ななくさの住宅さん、来所。先日亡くなっただんだんの利用者さんのこと、その相方がななくさの利用者さんです。通夜やお葬式のことなど聞かせてもらいます。ご近所の高齢者の方たちが気軽に立ち寄れる居場所、「サロン」のこと準備していきたい思いが伝わってきます。
午前10時に赴きます、と約束している施設に走ります。玄関脇の洗面所で手洗いを厳重に行い、事務所の生活相談員の方に体温測定もしてもらい、面会用紙にチェックです。相談員の方、まだまだコロナ対策をスタッフの日常生活も厳重にされている、施設での面会は限定して短時間のみ、と話されていました。まず、成年後見制度で保佐している85歳の女性、Mさんの施設利用料を支払います。面会されますかと問われ、最近の様子はどうですかと問い返してそれならば面会をよろしくとお願い。短時間、Mさんと近況を聞かせてもらいます。帰りは玄関先まで見送りに来てくれました。帰り道、車が混んでいます。コロナ禍のもと、皆さん疲れてきて緊張感が薄れてきているのかな、ふと心配になります。
この日は、西大寺公民館での市民劇場の例会。ここもアルコール消毒を徹底、住所と氏名を書きこんだ用紙も入り口の箱に置いてから入場。『しあわせの雨傘』、賀来千香子さん主演で永島敏行さん、井上純一さんたち6人での舞台。当日受付でくれた観劇用のチラシには、社会の中に自分の居場所を探す女性の変貌ぶりをコミカルに描く、という見出しがついています。賀来さん、細くてしなやかです。日頃から鍛錬されている雰囲気です。男性陣のお二人の演技もさすが素敵なプロ集団と思いました。楽しくさせてくれました。
帰り道、遠回りをして、朝どれ卵や手羽先などをかつて帰ったのでした。
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