共同作業所で働くこと
30日、朝はやはりスポーツ公園へ。20分ほどの散歩でした。
事務所で雑務。ななくさの6年目の更新手続きの書類のひとつ、特養との連携・支援の覚書、新しく作成して池田さんに届けるためにかるがもに走ります。少し田舎道を選んでいくと、麦が稔っているよう。この時期にはメバルが良く釣れる、誰かがいっていたのを思いだします。かるがもではちょうど利用者さんたちが到着する時間帯。あわただしい中、管理者の石田さんたちに、NPO総会にむけて年間のデータを送付してもらうことに。
事務所に戻ると、かるがもへの求職者からの電話があったということで折り返しの電話。面接日を設定します。かるがも管理者からは別の女性がパートで働きたいということでの報告が。互いに報告、相談です。
午後から、NPOみんなの会の理事会にむけた資料準備です。夕方からは、林病院に出向いて、社会福祉法人「結い」の評議員会です。年間まとめが中心です。ワークワクという洗濯の事業所、喜楽という弁当屋の事業所、就労移行、就労継続事業などの福祉分野と兼ね合わせての事業です。
利用者さんたちの賃金、事業所で「差」がつくことをどう考えるか、当事者の人も含めて意見が交換されます。障害者の作業所自体が労働とみなした賃金体系になっていない日本、ヨーロッパなどとの比較でその貧困な政策が問われてきます。人権の視点からの捉え直し、単体の福祉法人内部で工夫できることと福祉政策そのものの拡充なしにはできないこと、福祉分野、労働分野からの接近が問われているのか、などと論議が広がります。きょうされん、の方向性も学習したいね、などとも。
どうしても福祉切り捨ての政治の問題、最近の生活保護問題での芸能人の方の母親の件、異様な取り上げ方、この会議に参加されていた多くの方からも指摘されていました。
それなのに、車のラジオから流れてきたNHKのローカルニュース、津山市の観光大使を辞任した、ということ何回も流されていて、どうにかならぬかと心痛むのでした。全国人権連が急きょ、声明を出しました。「地域と人権・全国版」6月号の1面に掲載されます。
記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »