成年後見制度の話の準備
25日、朝、お天気は曇り。わが家の窓越しに、池におちる小さな雨の波紋がときに見えます。大降りにならないうちに散歩をしようと急いで公園に。傘を片手に30分ほど、まだ多くの花弁は色がついていない紫陽花を写真におさめながら歩きます。
事務所について雑務。そして、27日に予定している「成年後見制度」の話をする準備にとりかかります。途中、事業所運営について難題な話が届きます。思案します。数日前からの胃の痛み、チクチクの頻度が高くなります。これまでも胃はだいたい荒れ気味だから仕方ないよ、と言い聞かせていますが・・・。
昼から、ななくさの慎ちゃん、田中英君、田中金ちゃんが民主会館の事務所に集まって、ななくさ事業所更新手続きの書類の総点検をしてくれていました。その後、本格的に、成年後見制度の話のレジメづくりです。
少し紹介です。
権利擁護と成年後見制度
1、権利擁護支援について
・消費者被害などの「権利侵害からの救済・保護」
・本来認められているはずの権利行使ができなかった人への「権利行使の保障」の支援
・法律や制度としての位置付けがなされていない場合の「新たな権利の創造」の支援
具体的には
・本人支援(自分らしく生きることができるように、障害や疾病で損なわれた社会的主体者としての立場を回復することへの支援、自己決定の支援・相談支援・障害認知受容などをとおして社会的関係性の維持とコミュニケーションの保障、など)
・生活支援(各種福祉サービスを受けること、経済的基盤の確立、医療・介護サービスの確保、見守り支援などをつうじて、地域生活を実現)
・法的支援(各種契約への対応、債務整理、財産管理、成年後見制度利用、確立されていない権利でも当然認められることの制度構築など)
この後から、法的支援のひとつ、成年後見制度について、がつづきます。
記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »