5日、月曜日。雨が降っています。この朝も散歩は省略してしまいました。

事務所に早く出て、雑務。そして、地域と人権・県連版の記事、3本を仕上げていきます。内容は、2月11日の「建国記念の日」を考えるつどい、2月21日の「税と社会保障一体改革」とたたかう緊急学習会、そして釈迦内柩唄公演実行委員会結成、です。

その後、県人権連の事務局会議。年度末として、新たな年度をむかえる時期として、その準備しなくてはいけないこと、指摘します。青年から、4月27日に岩手県宮古市にボランティアで行きたいという旨、計画にとりいれていこうと。如何に大勢の人たちの支援したいという気持ちを集めるかが大切ということに。日常の勤務についても、青年からの指摘で全体が引き締まります。

午後、弁護士会館へ。その前に裁判所で別用件で打ち合わせ。弁護士会館では、障害者自立支援法の一部改正でことをすまそうとする民主党と国に対して抗議の緊急記者会見でした。2010年1月7日の国と原告団との基本合意は、2013年8月までに、自立支援法を廃止し、新総合福祉法を制定する、という約束です。それなのにたった2条だけの改正、応益負担などの問題点は何ら解決させようとしていない、こんな国の裏切り行為に対して、全国14地裁でたたかわれてきたところでの会見。元原告の清水博さんはインフルエンザに罹って欠席でしたが、弁護団はじめみんなで世論に訴えました。基本合意を尊重して総合福法を制定すべき、裁判で約束した内容を反古にするなと。

写真は、事務所から300ｍほどの民家の庭先の小さな梅の木、しかし大きな花弁です。

４日、３月の第１日曜日、京橋の朝市が開かれる日です。５時半過ぎに家を出て、県庁駐車場に停めます。すでに、岡山ラーメン学会の屋台には６０人ほどの行列、すぐ近所のラーメン屋さんは閑古鳥、という雰囲気です。ひとつの評判・評価が膨脹しすぎではないか、群集心理とはこういうものか、一度食べてみて評価すべきか、などと頭をよぎります。

当方は、藤田のうどんが出店している、この日はあんかけうどんをいただいて、餅、クロワッサンなとどと、大滝の弁当（山菜おこわ、４００円）、山珍の豚まんなどを手に入れます。

９時過ぎに自宅を出て、歩いて事務所に。関西高校前の道路が付けかわっていて、歩道も１０mほどの幅に。急変は人の意識を途惑ませます。

事務所で、雑務。１時すぎに、先日亡くなったH岡さんの葬儀に。２時からでしたが、旧知の夫婦が受けつけてくれて、焼香もさせてもらいます。若いときの遺影、よくカレーライスをよばれた頃をなつかしく思いだしながら、拝見でした。

事務所に帰って着替えて、旭川沿いににある三光荘に。車は後楽園に置いて五〇〇mほど歩きます。大阪社会保障推進協議会の日下部さんが話しされる「介護保険改定の問題点」学習会でした。主催は共産党県会議員団でした。講師は、いま問われるのは「介護の危機」の打開、という内容で一二年間の介護保険制度の経緯を概観し、国が社会保障と税の一体改革で介護保険をどのようにしようと考えているのかを考察。そして、具体的な報酬改定と問題点と現場への影響、などを語りました。

特に、介護職員処遇改善交付金を廃止して、報酬の中に算入させるやり方、利用者さんへの負担増につながるやり方について厳しく批判されていました。麻生政権時の処遇改善交付金、それに対して民主党は４万円の賃金増額とマニフェストに明示していた。それなのに今回の改定は、麻生政権時よりより悪くなるではないか、改めて思うのでした。

参加者からもたくさんの意見質問が出されました。小規模デイを運営されている方の不安、ケアマネ不要論が心配と言われる施設管理者、ヘルパーの仕事に混乱を持ち込むと危惧する方の意見が。利用者さんの利用限度額について「検討」されているという状況は、上げるという前提ではない、と講師は返答していました。

写真は、４日の朝、わが家から１００ｍほどの民家の大きな梅の木、小さな花が開いていました。ぼつぼつと春になってきました。

3日の土曜日、散歩もせず９時前に事務所に。

三戸さんが自主計算して記入している家族３人の確定申告用紙を持参。目を通してみます。本人が税務署に出向いて提出するとのことでした。昼食は、カレーでも食べるかということで、うどんの花まる、でカレーセットを。４９９円ですませます。

午後、少し雑務のあと、みんなの会館へ。消費税増税反対の宣伝行動、三門地域革新懇でやろうと決めていたことです。金ちゃんが人権連の青年にも声をかけてくれていました。青年と言ってももう４０前、そういうメンバーも助けに来てくれて、ハンドマイク宣伝、そしてビラを配布します。途中出会った、F川さん、８人全員に食べられと、買ってきたばかりの、森永チューインガムのハイチュウ、を差し入れしてくれます。２０歳前の男の子は、車を停めて、知り合いのメンバーに、なにしょん、と声がかかります。こういうことがあるのが地域活動ならではのこと、と思いだします。

夕方、岡山駅まで青年に送ってもらいます。待ち合わせまで時間があるので、ホテルのロビーに。お雛様が飾ってありました。昼間に青年たちが、複数でのお見合い、をしたという駅前のビルの５階に。Sさんに歓迎の意を込めて、二人で乾杯でした。女将さんにすすめられて、知心剣という大分で醸造し宝酒造が販売している麦焼酎をキープ。肴も手ごろなお値段で、いい店発見、という感じでした。

3月２日、早く目覚めます。雨が降っていて散歩は取りやめ、自宅で新聞などにゆっくり目を通します。６時半には自宅を出て、事務所に。

雑務をすませて、９時には事務所を出て、市内の病院へ。医療ソーシャルワーカーの方と看護師さんと相談です。被後見人の方のおむつ代や洗濯代、管理しますのでいくらか預りたい、と言う話。まだ、当方が財産管理の移譲まで受けていない段階ですが、財布から２万円を取り出してこれでよろしくとお願いします。よくぞもっていたもんだ、と内心ほっと。転院のこと、施設への申し込みのことなども相談でした。２８日に胃婁の手術を受けた被後見人さんと面会。前回にお会いした時より顔色もよく、話の内容も理解された反応を示してくれて、よろしくお願いします、とはっきり聞き取れました。よかった、とワーカーさんに御礼でした。

帰りに、国民年金機構に出向いて、かるがも新人スタッフSさんの健康保険資格取得所の申請。いつものやさしい女性がてきぱきと対応してくれて、はい、申請受取りました、と気持ちよい返答でした。

事務所に帰り、NPO地域人権みんなの会発行予定の「わたしのまち福祉マップ」の最終稿についての打ち合わせ。広告掲載の依頼もいくらかお願いしてくれていてさらに広げることに。

早めの昼食を弁当のちらし寿司でとり、そのあとかるがもに出向きます。今日が初日と言う新たなスタッフのWさんも元気そう。４月から入職してくれる予定のYさんと管理者の面会にも立ち会います。この後、個別に何人かと相談でした。

写真は、施設にあったお雛さま。古式はお内裏様が左にあるもの、大正以降は右にあると、説明書きに書いてありました。

3月１日の木曜日、この日も朝は公園に。２５分コースの散歩でした。

事務所で雑務。明石さん来館。前進座の公演の感想から平家物語の講師のこと、科学者９条の会・岡山の創立６周年講演会のことなどに話がすすみます。

その後、法務局に出向いて、成年後見用の登記事項証明書をやっと発行してもらいます。１通の発行で５５０円の収入印紙が必要でした。被後見人の方が入院している病院、岡山市福祉事務所のそれぞれのケースワーカーと連絡を取り合います。また、２月末をもって被後見人の方が転居することに伴う郵便転居届に記入して投函でした。

午後、総社から西森よりおさん来館。現在市議会副議長をされています。地元のことでの対応について相談でした。この日が、みんなの家かるがもの外部評価を受ける日、ということで電話を入れて、タントで向かいます。特定非営利活動法人ﾗｲﾌｻﾎﾟｰﾄの理事長をされている有田さんともうひとり女性の方が担当で来ていただいています。現場を午前中から見ていただいて、アセスメントの大切さなどご指摘いただいていました。開設して２年目ということで、前年の外部評価時期よりさらに中身が前進しているよ、とまずほめてくれます。そして、独居の方の今後の生活をいかにトータル的に支援できるか、それが鍵になりそうな話でした。

事務所に帰り、共同のとりくみの会議の設定のことで諸連絡。そして、県人権連の会議も改めて年度末、年度初めの設定をきちんとやろうと吉岡事務局長と相談でした。その後、３月からかるがもに入職してくれたSさんの健康保険加入申請書をつくります。国民年金機構への提出は２日になります。

前日のことになりますが、映画「大地の詩」―留岡幸助物語―の映画会の案内が届いています。参加券、１０枚預っています。映画・大地の詩（うた）

2月29日、京都市内の施設で目覚めます。小雨が降っていて少し温かい感じです。バイキング形式の朝食、白いご飯とみそ汁をメインにいただいて、9時から会議でした。

昼の1時前の新幹線、岡山行きのひかりに乗車。もし眠ってしまっても、と考えたのでした。岡山駅に着いて、すぐ2時23分初の吉備線に乗り換えです。事務所に向かいます。

届いているメールなどのチェックなど雑務。そして、NPO地域人権みんなの会がこの3月下旬には発行する予定の「わたしのまち福祉マップ」への広告依頼文書を作成してメールで送付。地域と人権・全国版の校正用の版下も届きます。

夕方、金ちゃんの車で市民会館まで送ってもらいます。前進座創立80周年記念公演、岡山の昼、夜２回公演のうち夜の部でした。歌舞伎１８番の内/毛抜が最初に。続いて、水沢の一夜、という公演内容。嵐圭史さんの花道の引っ込み、まさに絵になるというものを実感です。でんでんでん、と大股で歩き、とっとっとつと、とまりながらのみえをきる、その空間が、色合いも含めてとても綺麗のでした。　

写真は、３月１日の朝、スポーツ公園の、ねこやなぎ。春実感です。