介護保険改定でどうなる、学習会

４日、３月の第１日曜日、京橋の朝市が開かれる日です。５時半過ぎに家を出て、県庁駐車場に停めます。すでに、岡山ラーメン学会の屋台には６０人ほどの行列、すぐ近所のラーメン屋さんは閑古鳥、という雰囲気です。ひとつの評判・評価が膨脹しすぎではないか、群集心理とはこういうものか、一度食べてみて評価すべきか、などと頭をよぎります。

当方は、藤田のうどんが出店している、この日はあんかけうどんをいただいて、餅、クロワッサンなとどと、大滝の弁当（山菜おこわ、４００円）、山珍の豚まんなどを手に入れます。

９時過ぎに自宅を出て、歩いて事務所に。関西高校前の道路が付けかわっていて、歩道も１０mほどの幅に。急変は人の意識を途惑ませます。

事務所で、雑務。１時すぎに、先日亡くなったH岡さんの葬儀に。２時からでしたが、旧知の夫婦が受けつけてくれて、焼香もさせてもらいます。若いときの遺影、よくカレーライスをよばれた頃をなつかしく思いだしながら、拝見でした。

事務所に帰って着替えて、旭川沿いににある三光荘に。車は後楽園に置いて五〇〇mほど歩きます。大阪社会保障推進協議会の日下部さんが話しされる「介護保険改定の問題点」学習会でした。主催は共産党県会議員団でした。講師は、いま問われるのは「介護の危機」の打開、という内容で一二年間の介護保険制度の経緯を概観し、国が社会保障と税の一体改革で介護保険をどのようにしようと考えているのかを考察。そして、具体的な報酬改定と問題点と現場への影響、などを語りました。

特に、介護職員処遇改善交付金を廃止して、報酬の中に算入させるやり方、利用者さんへの負担増につながるやり方について厳しく批判されていました。麻生政権時の処遇改善交付金、それに対して民主党は４万円の賃金増額とマニフェストに明示していた。それなのに今回の改定は、麻生政権時よりより悪くなるではないか、改めて思うのでした。

参加者からもたくさんの意見質問が出されました。小規模デイを運営されている方の不安、ケアマネ不要論が心配と言われる施設管理者、ヘルパーの仕事に混乱を持ち込むと危惧する方の意見が。利用者さんの利用限度額について「検討」されているという状況は、上げるという前提ではない、と講師は返答していました。

写真は、４日の朝、わが家から１００ｍほどの民家の大きな梅の木、小さな花が開いていました。ぼつぼつと春になってきました。