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かんどうした

|11年06月15日 |中島 |

14日、朝の散歩、30分ほど公園を。紫陽花の花がきれいです。

事務所で少しの雑務をすませて、愛車タントでコンベックス岡山へ。「介護サービス博覧会」が中展示場で開催されています。ななくさのケアマネ池田さんから聞いていた方が良いのではということで同行させてもらいます。そのセミナー、「2012年の医療保険・介護保険同時改正内容のゆくえ」と題して、県介護支援専門員協会の堀部徹会長が話されます。待ったうえに整理券があたらず、資料はもらえず立ち見という条件で学習してきました。

堀部氏は、民主党政権下での介護保険見直しの基本は、団塊の世代が75歳以上となる2025年にむけて戦略を組み立てていること、そして、利用料の2割負担、ケアプラン料1割負担、軽度者の介護保険からの排除、などを中心にしていること、を忘れないようにと強調。介護給付費委員会の池田委員長が発言している、ケアマネは過剰気味、介護の世界はプロとアマチュアが混在している、という内容を現場を知らない数字の上だけの専門家だと批判。導入されるであろう、「定期巡回随時対応型訪問介護看護」、複合型サービス、介護予防・日常生活支援総合事業、などについての問題点を指摘しました。特に、大きな企業などの早い者勝ち、という流れを危惧していました。

小規模多機能型の事業所の管理者を、看護師にする動きもあると。「看護協会」も含めて要求している、現場ではとてもできないだろう、などと指摘。

そのなかで、これからの事業所は質を高めて、行政などから委託されるぐらいの力を高めていくことも必要だと述べられていました。講師は、また、小泉元首相が「感動した」を連発していたが、今は「菅、どうした」という時代だと、笑わせます。井上ひさしさんの駄洒落も大切、の姿勢をおもいだしたのです。

高齢者の住まい法が今年4月に改正されていて、高専賃という言葉も使えなくなる、その具体化が始まり、サービス付き高齢者向け住宅、という理念がひろがるとの指摘もありました。また、介護サービス情報の公表、という事業は廃止されていなくて、社協がやっていたものが県になること、料金が発生しないこと、という内容ですよと注意を喚起されました。

事務所に帰って銀行に。そして県人権連の事務局会議。前回決めた内容を具体化をすることに、まだまだ力がいります。

夕方、事務所から歩いて、花田宅へ。鍋を用意していてくれて懇談です。ななくさ5周年記念誌への投稿、そんな話から、地域で高齢者住宅をつくりたい、その原資をどうするか、住民に依拠した基金作りが基本ではないか、などと。現実化させたい思いが強まります。誰が中心になるのか、若者の住民運動への積極的な参画とあわせて、そこが課題なのです。もう、10年若ければ、とふと思うのですが・・。

写真は、15日の朝、歩いて事務所に向かう道すがらに写しました。

記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »

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