集会
この日は、午後から、岡山県地域人権問題研究集会2014の第2回実行委員会でした。場所は民主会館。参加団体の約半数が参加。小畑実行委員長があいさつ。今日の安倍第2次政権の自民党政治は、かつての田中角栄型の利権誘導政治、小泉純一郎型の新自由主義政治、そのどちらも取り入れているようでもあり、その見極めが課題。1年間の安倍政権の動向と課題を各分野にわたりそして相互に見渡せる年表を作ることが必要、と。
分科会は6つを設定。その運営委員会を開催。第1分科会は「地域人権の確立のために」という名称にしようということになりました。呼びかけ文と分科会の柱を提起させてもらい基本的にはその旨で基調報告をすることで合意。その後、報告は、障害者差別解消法の内容と課題、税の徴収と人権、地域の課題と要求実現、などてやってもらうことも確認でした。
24日、一日雨が降りしきったこの日の夕方、山陽新聞社・さん太ホール、で岡山弁護士会主催の「イノセンス・プロジェクト」の集会が開催され参加。参加されているのは弁護士さん法曹界をめざす学生さんなどが中心のようです。報告者は米国での冤罪を晴らしてきた当事者の方お二人、そしてポリスコミッション委員でもある大学教員の方、日本からは関東学院大学の宮本さん。弁護士会がこういう集会を企画するうえで仲立ちになった「生命山シュバイツァー寺」の僧侶の古川さんも挨拶。「福岡事件」という殺人強盗事件の被告たちへの無罪を信じて再審請求運動を続けられているなかで米国の冤罪事件に立ち向かっている彼らたちと出会ったという話でした。
米国では死刑の廃止をもとめの運動が成果を着実にあげて、現在18州が死刑を廃止している、そして毎年増えてきている、という話もされていました。被害者の家族からも死刑廃止の声が届いているという米国の話は、貧困と格差の激しい社会、銃による殺人事件がよく報道されている社会、からして知らないアメリカ社会の一面を教えてもらった感がしました。
記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »