中国残留孤児訴訟を支える会、解散して新たに支援を
|08年05月26日 |中島 |
25日、民主会館のすぐ近くの岡西公民館で、中国残留孤児訴訟を支える県民の会・第8回幹事会が開かれました。
原告団の高杉さん、高見さんのあいさつ、則武弁護士によるこの間の取り組みの成果の報告、小林事務局長からの経過報告などがありました。
高杉さんは、日本語でこれまでの会の支援にありがとう、の意を。高見さんは中国語でおなじく謝意を示しました。則武弁護士は、この裁判は「政策形成裁判」でありその意味では大きな成果を勝ち得た、大衆的な裁判闘争が成果をうみだした、新たな支援制度を理解しない行政があり課題となっている、日本語教室という形で生活上の支援が展開されてきたことは大きな成果、などと総括。岡山での裁判闘争が神戸判決などにも影響を与えるなど、多大な成果を得たことが話されました。その後、四川省大地震の募金もつのりました。
また、800万円の裁判費用について、その一部が原告団からも拠出されること、原資は、ハンセン病裁判や自腹からなど弁護士の方々の努力があってのもの、ということもわかりました。支える会は、解散し、日本語教室連絡会、日中友好協会などが引き続く支援を展開することも確認されました。
7月12日には、原告団、弁護団を中心に改めて報告集会が持たれます。
記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »