浅田さんを支援する会を結成
18日、月曜日、冷たい雨の朝です。散歩、省略して事務所に。
事務所で雑務。この日、朝と昼のそれぞれ外ででの活動。事務所に戻れないつもりで書類など用意です。筆で書いてくれたこの日の集会の看板と貼り付けるテープを用意、愛車タントで岡山駅西口の国際交流センターに。カウンターで5階の会議室2の使用料2800円を支払い会場へ。
机を並べ直して会場づくり。浅田さんと同行で来てくれた川畑さんに手伝ってもらい「浅田達雄さんを支援する会結成集会」の看板を貼りだします。
結成集会は、集会をよびかけた障岡連の会長、吉田さんがあいさつ。続いて浅田さんが当事者としてのあいさつ。吉野一正先生が経過報告。浅田さんが65歳を迎えることを前提に、自立支援法にもづく介護給付などの更新申請を岡山市へ申請、そしての話し合ってきた経過を説明。そして、岡山市の最終決定が「介護給付費不支給(却下)」を決定したこと、その理由が「介護認定がされておらず、重度訪問介護非定型の支給の要件に該当しないため」とされていること、一切の介護給付をしないという人権侵害の問題点などにふれられました。
その後、記者会見。呉裕麻(おう・ゆうま)弁護士から、「岡山市の処分の何が問題か」と詳しく記者の皆さんに説明。10名ほどの報道の関係者の方々からの質問に応えるやりとりを通じて、問題の中身が掘り下げられました。障害者の生きていく手段を奪うことになる今回の岡山市の決定に対して、提訴なども含めて浅田さんを守っていくことが確認されました。
午後、県庁の食堂で360円の日本蕎麦を。そして、岡山県社会保障推進協議会の県との話し合いに参加です。生活保護問題、支給費を削減する政府の動向に対して、障害福祉課の課長さんは、「国の審議会で論議された結果」であるので異議を申し入れることはない、と。今の生活保護基準でも苦しい状況、それからまだ削減となれば生命の維持そのものにさし障りが出てくる、と参加者からの指摘。しかし、課長さんは同じ答弁しかしないのです。
夕方、ななくさに。管理者さんと利用者さんの動向、連携医療機関のこと、など最近の動向なども聞かせてもらい、サテライトの設置に向けた気持ちを高めあったのでした。かるがものスタッフからも連絡あり、翌日に出向くからと約束でした。
記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 4 »
--> 13年09月23日 at 10:32:01
矢部様
おたより、ありがとうございます。
全国的課題になっていく案件だと思っています。
ご要望の、投稿は、浅田達雄さんを支える会の事務局長、吉野一正さんにお願いしたほうがよいと思います。
携帯電話 090-9507-8031 吉野さんは、もと養護学校の教師、現在、障害者の生活と権利を守る岡山県連絡協議会の事務局長をされています。この方を中心に、支える会も動いていますので。
中島純男
--> 13年10月22日 at 9:39:24
浅田さんの勇気ある提訴、大変大きな感動を持って経緯を見守らせていただいています。広島でも作業所に通いながら65歳を迎える人たちや、既にその壁を超えて大きな負担に苦しめられておられる方が相当数になっています。これからの広島での運動を作り上げるためにも、是非浅田さんの提訴の意味や今後の展望について学ばせていただきたいと考えています。12月7日土曜日の午後、きょうされんとして「65歳の壁?浅田さんの提訴が意味するもの」といったタイトルでの学習会を企画したいと思っています。浅田さんにご無理はお願いできないと思いますが、呉先生に来広いただく事はできないでしょうか?無論旅費講師料等必要経費は準備させていただきます。急でご無理なお願いとは存じますが、是非ご配意いただけると幸いです。
--> 13年10月23日 at 7:01:23
支援ありがとうございます。
浅田さんを支援する会の役員さんに、きょうされん岡山県の、中島さん、蒔田さんもおられますので、
すみませんが、そちらのどなたかを通じて要請してもらえませんか。お願いします。
--> 13年10月30日 at 6:52:12
松田さん。一度返信したつもりですが、その後、岡山の教唆連の方と連絡着きましたか。
なお、呉先生に直接お話しされても結構だと思います。連絡先は、電話086-441-9937、架け橋法律事務所です。
中島