ハンセン病療養所のあしたをひらく市民のつどい
|07年10月9日 |中島 |
6日の土曜日、「ハンセン病療養所のあしたをひらく市民の集い」が市内のホテルで開催された。衆参両院議長に向けて100万筆の請願署名を集める、岡山でのスタート集会です。見慣れた面々と、弁護士さんたちの奮闘で開かれたようです。
請願項目は?ハンセン病問題の真の解決をはかるため、「ハンセン病基本法」(仮称)を制定すること、?療養所の将来のあり方については、入所者・職員・地域住民あんど関係者の意見を尊重し、地域・国民のための医療・介護施設等として広く解放・発展させること、?ハンセン病療養所の医療・看護・介護体制の強化を図ること、の3点。
全療協の神みちひろさんが基調講演。平均年齢80歳といわれている入所者の今後について、静かな語り口で実態を述べていました。厚生労働省の姿勢は現行法の範囲内のもので、実態にそぐわないものと強調されていました。
長島愛生園、邑久光明園の自治会の代表の人たち、介護員、看護師なども、現在の実態を訴えられ 入所者の方の高齢化が進む中、この請願項目の実現はこの数年には必ず実現しなくてはならない緊急課題であると、異口同音に強調されていました。岡山県では20万名署名に取り組むことも確認されました。
8日、姫路から母親が來岡。いよいよ岡山で暮らすことの準備に。年老いてから古里をはなれて暮らさなくてはならない気持ちをおしはかっているところです。
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記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »