地域から人権を、研究集会
|10年11月17日 |中島 |
17日、朝はスポーツ公園。朝陽に燃える紅葉をI田さん、M戸さんたちと愛でてから事務所に。
事務所に、まず明石さん来館。前夜の安保学習会の内容を聞かせてもらいます。かるがもの看護師H田さん、保険証が出来たので受取りに。かるがもや連れ合いのマックんの仕事、おじいさんのことなどで懇談。県商工団体連合会のF木さんも。水俣病訴訟と和解などの話とあわせて、年末にゆっくり海に行きたいね、などと。
この日は、人権岡山の人権問題研究集会。責任者のH田氏の車で、さん太ホールへ。講師の小畑隆資先生と打ち合わせ。
先生の講演は、「今こそ、地域から人権を」。競争原理に基づく地方分権、国家の責任を規制緩和する地域主権、憲法にもとづく国民主権の地域人権、という大きな構図から、分解して組み立て直していくといお話。今日の経済権力の横暴には、国家が介入して国民を守るのが日本国憲法における人権の捉え方であり、それができないのならやめていただきます、というのが筋であると。
わたしたちはなぜ国家をつくるのか、権力に自由と権利を守らせていくことが民主主義、という言葉の端々に、憲法の具体的な人権条項が浮かび上がってきます。そのことに新たな息吹を吹き込みながら地域から人権のとりくみを展開することは、私たちの課せられた課題であると再認識でした。
記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »