日本国憲法の政治学
22日、自宅でゆっくりしてから事務所に。着いた途端、見ていたような感じで、N元さんから電話。組織の発展のための人的配置の件での相談でした。その後すぐにT田さんからも。とある定年を迎えた人からの相談で仕事先をさがしているとのこと、でした。
昼には、スーパーで出来合いの弁当を買いこんで自宅に戻ります。寝込んでいた連れ合いもいくらか食欲が出てきたようでひと安心。その後、県立図書館へ愛車タントを走らせます。駐車場入り口では10数台が並んで待っています。今回は辛抱してまつことに。予想外にスムースに動きます。10分足らずで入れました。
学びの広場の連続学習会。会員になったから1100円の参加費です。内容は「日本国憲法の政治学」講座で講師は小畑先生。今回は11回目。9月26日が最終となります。この日は、小沢一郎論。93年の彼の著書「日本改造計画」から見てとれる戦略とその姿勢などを紐解いていきます。グランド・キャニオンに柵がないことを例に、日本は公的なものに頼りすぎている、だから自立していない、自立には規制緩和を、とする手法、そして自立させてから民主主義の政治をやる、という論理だて、これをどう見るのかが主題。人権を基軸に、民主主義をとらえていくことの重要性に話は及びます。
また、国民の意識・精神に国家が介入する問題、能力主義的自由平等観のレベルでの民主主義のとらえ方の問題は、今日の人権を考えていくうえで大きな示唆をもらいました。
学びの広場では、小畑先生に2011年から5年かけて、古事記、日本書紀などをもとにして日本の政治の源流を考えていく学習会を企画しています。5年間計画とは恐れ入りました。さて、当方も5年計画ぐらいはたてても良い時期かと悩みます。うーむ。
記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »