全国学力テスト問題で県教委へ
11日、午前11時から県庁へ。県民ホールで9人が集合。教育県民の会を構成する新婦人、高教組、DCIなどのメンバーでした。打ち合わせをしたあと、県教委指導課との話し合い。
年度が代って移動があり、竹井さんという指導課長など4名が対応してくれました。前回、2月20日の話し合い(当時は中井課長)で全国一斉学力テストの課題で指摘したことについて、文科省に意見を上げてくれましたか、と質問。
竹井課長は、民間業者に委託することで個人情報の漏えいが心配されている、これまでの予備調査で子どもたちにつらい問題もあった、などと伝えた、と答弁。
その意見は、県民からあったということですか、県教委としての意見としてですか、と質問。
竹井課長は、あわせての意見です、と回答。
文科省からの見直し通知(市町村個人情報審議会等から個人名記入に差しさわりがあるなどの意見があった場合、氏名の記入なしでおこなうことができる、ただし4月6にちまでに文科省に報告した場合)について質問。
竹井課長は、4月2日に市町村に送付したが、氏名を記入しないとした市町村は現在県内ではどこもない。
岡山市では個人情報審議会は設置されていないことが、このまえ問い合わせるとわかりました。県内のすべての自治体はどうでしょう、と質問。
竹井課長、わからない。と答弁
県教委も含めた意見が反映して、文科省はアリバイ的とはいえ見直しを行ったのではないでしょうか。そうであれば、文科省の通知を一片のものとせず、審議会がない市町村でも通知が生かされるように援助、指導すべきではないのですか。また、4月6日という期限はあまりにも短い、期間を延ばすことについて文科省に意見を上げて欲しい。
竹井課長 審議会に等がついている内容について聞いてみる、また期間の問題についても問い合わせてみる。
ほかにも、テストに参加したくないこどもの人権はどうなるの(中3生徒の母親)、予備調査では「つらい問題」があったと課長は言われたが、そんなレベルの問題意識なの?、文科省と業者の契約内容がしっかりしているからといって問題がおこらないという保障はない、などの意見が参加者からありました。
記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »