社会福祉法人の評議会
|07年03月30日 |中島 |
29日の夜、保育園を経営するS社会福祉法人の評議会に出席しました。
年度かわりの時期でもあり、決算、予算も組まれ、新たな年度での事業計画書も準備されていました。
理事長の報告にかかわって質疑。報告が口頭ではされたが文書的には出てきていない、働く職員の時間的かつ内容の問題で権利が保障されているか、など2時間にわたって論議されました。
岡山市の保育にかかわる情勢についても、民間への委託の流れが強まっている中で、どう考えるのか、どう対処するのか、この課題も重要議案となりました。
福祉の分野などに民間、第3セクターの進出が広められる今日の情勢のもとで、みんなの家・ななくさ、をNPOとして開設できたのですが、その一方、営利目的での福祉、教育への企業参入も活発化しています。
それだけに、保育にとっても、介護にしても、何に依拠するのかが鋭く問われる時代でもあります。
そんな思いがより鮮明になった評議会でありました。
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