山口雪子さん、全面勝訴

28日、火曜日。朝、いつものように池にパンを。

新事務所に。雑務。事務局の安田さんと残る月末までの仕事内容、確認です。小規模多機能の県連絡会に参加する池田さんに、会場のテクノサポートの地図を印刷して手渡します。初めての人にはわかりにくい場所のよう。

民主会館に電話、財政のことなどを確認。電話を切った途端のタイミングで田中青年、来所。県人権連の４月２３日の総会にむけての諸準備のこと、事務的なことも民主的手続きの積み重ねの大切さ、話します。同じこと、吉岡事務局長にも電話でやり取りです。

近くの食料品店で茸類を買ってきて、この日はキノコうどん。おにぎりと一緒に昼ご飯です。

岡山地方裁判所に走ります。「視覚障害があることを理由にした授業外し、事務職への配転」は無効と訴えている、岡山短期大学の准教授の山口雪子さんの判決公判です。浅田さんと一緒に法廷に入ります。判決は５分ほど。原告側の全面勝訴です。

弁護士会館での報告集会、まずは記者会見からはじまります。裁判長のよみあげた主文の最初が、原告の主張を却下する、からはじまったので傍聴者は心配した面もあったのですが、その内容は後からの原告主張を全面的に認めたことで問題なし、と言うことでした。

山口さんから、みなさんに、弁護団に、心からのお礼を述べられていました。同時に、大学の卒業式当日の寂しさを味わったことも赤裸々に述べられていました。率直に述べられるその姿勢から多くの仲間が支援したい、できてよかったという思いに通じたのでは、と感じます。山口さん勝訴　合理的配慮は当然

浅田さんに、途中退席するから、と伝えます。仲間のTさん宅に出かけ、Tさんと青年ともども労働基準監督署に出向きます。いきなり受付で労働相談です、と。その受付で対応してくれた女性が話を聞いてくれます。熱心に聞いてくれました。しかし、雇用関係の民事のことは対応が難しいという結論に。労働局雇用均等室に出向いてみたらどうですか、と言われます。労働局に向かいます。入り口がイオンの出入り口付近なので車は混雑しています。やっと到着。３階の雇用均等室に。対応してくれた相談員の方、一般的対応マニュアルを丁寧に教えてくれます。最初の相談段階では、個別内容には深くはいらない、という対応が貫かれているようです。

Tさんたちを自宅まで送りながら、翌日にすべきこと確認です。

５時２０分過ぎに新事務所に帰ってきます。スタッフの方の配偶者の保険加入手続きなどの事務作業。ひと休憩して、７時過ぎに帰宅。鼻風邪がお腹にも影響しているのか、夕食も控えめ。うとうとしながらのテレビのあと、１０時前には就寝です。