盛況でした、岡山県地域人権問題研究集会2016
|16年02月8日 |中島 |
2月6日、土曜日。
岡山市北区春日町の勤労者福祉センターで、岡山県地域人権問題研究集会2016が開催されました。
9時前から、実行委員の皆さんで、資料袋づめ、会場づくりなどがはじまります。
10時開会。小畑隆資岡山大学名誉教授が基調講演。立憲主義・民主主義・平和主義を貫く「新しい政治」を確立しよう、「21世紀型の市民革命」をめざして、というタイトルです。憲法9条の改悪を正面から宣言しているアベ政治の特異性についてまず述べられます。資本と国家による市民的自由の抑圧も顕著になっていて、政治を市民社会に取り戻すことにかかわり、市民社会が対置している、と話されます。市民連合の呼びかけ人のお一人が述べた「専門知と市民知が出合った」という新たな市民社会の運動の動向を大切にしていくことが求められていると強調されました。
午前中の全体会、ひきつづいて、倉敷民商の小原さん、浅田訴訟でたたかう浅田さんと吉田さん、年金引き下げ違憲訴訟の近藤さんが闘いの動向を話されました。
午後は6つの分科会。第1分科会・「地域人権の確立のために」では、42名が参加。みんなの家かるがものケアマネの横山さんから、「高齢者の在宅生活の実態と課題」を報告してくれました。パワーポイントを綺麗に作ってくれて事例を伝えてくれました。
記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »