アンケート集約です
22日の「認知症の人の人権と介護の視点」学習懇談会にご参加いただいたなかの29人からアンケートに対して回答をいただきました。 続きを読む »
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27日、夕方から地域活動のあり方について懇談。最近、生活と健康を守る会の全国女性交流集会に参加したが、講師の都留民子さん(広島県立大学)の講演がとてもわかりやすかったよ、という話がきっかけ。相談活動を主体的にうけることが出来る、体制と人材、これがキーポイントになるのでは、などと。かつて、相談活動を担ってきた人たちは、地域住民と日常的に密着した生活を送ってくる中で信頼を得ていた。その結果、他人には知られたくない内容でも相談にこられていた。集団的な要求は、提起も受け入れもしやすいが、個別問題、特に貧困からくる問題は訴えにくい社会にされている。地域住民運動が信頼される、その運動を担う人々が広く住民から頼られる、そういうことをめざすうえでも、さまざまな組織のあり方を見直していく必要がありそうです。
28日の朝、歩いて事務所に。信号待ちしていたとき、中学生同士がが、「ヤンマーでないんで、ミャンマーというところで、僧侶が、僧侶てわかる?」と話し合っていました。尊敬される僧侶を守って市民がデモに参加、発砲事件に。あのアメリカでさえ、デモ活動に敬意を払っている。市民社会での連帯の活動に思いは繋がります。
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26日、午後から県立図書館での映画「新・あつい壁」試写会に出席。初めて入る会場でしたが、80人ぐらいが座れる映画館方式の座席で、程よい感じがしました。
中山節夫監督も会場入り口で、「新聞みました、ありがとうございます」と迎えてくれました。監督のあいさつにつづき、試写。約110分。監督は、文科省の特選になっていること、2000万円の助成金と市民の資金で完成できたことを報告。映画は、50年前のある事件を参考にしたフィクション。ハンセン病患者とされた人物が冤罪に巻き込まれていく過程と、とりまく社会の偏見、差別という実態が映し出される。そして、国賠訴訟で勝利した後も、ホテルの宿泊拒否問題を通じた元患者たちへの誹謗などをたとえに、国民的な意識は変わらない、という声を強調していました。同時に、黙っていればだれにも知られることのない立場の人が、元患者の子どもであることを告白する場面も用意され、家族の悲哀も訴えられています。なにも変わらないということの強調は、実際長い間苦しめられてきた人々の声を代弁したものであると理解できますが、少し違和感も残ります。冤罪をはらそうと必死でとりくんできた人々の思いや、家族の一人の告白をどうみるのか。被害者である立場の人々の意識は人との信頼、連帯のもとで変わっていくという、両面の捉え方が必要では、と感じました。
観賞後、映画の話題で懇談。その帰り、西川緑道公園では、おかやま国際音楽際のイベントにたまたま遭遇。生の演奏にしばし酔いしれた時間でした。
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今日はとても良い天気です。やっと秋を思わせるような空の青さが心地よいです。ななくさでも、おだやかに一日が過ぎていきます。
22日の学習懇談会の後、さっそく参加者のソーシャルワーカーから相談がありました。ご夫婦そろっての入院。ご主人は退院のめどが立たず、奥さんの退院後の受け入れ先さがしの会議で小規模多機能はどうか?面談してほしいとのこと。
小規模多機能型サービスに対する期待の大きさを感じます。現在のななくさでは、通いを楽しみに、生き甲斐にされている利用者で、毎日定員いっぱいです。みなさん毎日ななくさで過したいのですが、そうもいかずお休みの日を設けてもらっている状況です。新しい利用者さんの登録の枠は5名分ありますが、調整が必要でスタッフの配置や定員枠の問題など頭を抱えることがたくさんあります。
安心して通ってこられる利用者さんの顔を見ながら、日々はおだやかに過ぎていきます。しかし、まだまだ支援を必要としている人達が大勢います。小規模多機能サービスに寄せられる期待に応えられるよう、色々な課題や矛盾を抱えながらもがんばっていきたいと思います。
25日、午前中は岡山県人権連の常任幹事会。福田内閣発足の情勢をうけて、県民の生活擁護に向けたこの秋のとりくみの整理です。午後、岡大の部落研の後輩が来館。親父さんの病状を報告にこられました。余命いくばくかという状況下、その心準備もあり、深刻な話です。この彼岸も、この前のお盆にも、墓参りにもいっていないわが身の心中に、ある圧迫感も生まれます。
その後、おかやま地域労組の方が、20日ほど前に相談をもちかけた解雇問題の折衝の結果を報告に来てくれました。まずは、相談者の要求の範囲で解決できたようで、一安心でした。
夜、海辺まで車で走り、月を見てきて来ました。中秋の名月。やっと秋らしくなったようです。
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ひさしぶりの投稿です。猛暑の夏はななくさにとっても熱い夏でした。忙しさにおわれている内に、もうお彼岸です。それでも昼の暑さはどうでしょう、残暑と呼べるのですかね。
9月22日「認知症の人の人権と介護の視点」学習懇談会に参加された、ななくさ利用者のご家族から早速、感想がよせられました。 紹介したいと思います。
9/22 「認知症」の学習懇談会に参加して。 最近では、「母が何もわからない」ことに、どこかで私自身、投げやりになっていたこと、言葉や態度で母にはわかっていて 内心腹を立てたり、傷ついていたのかもしれません。やさしくなかったように思います。無表情で何もいわない母を、一日中世話をしていると「いったい生きる意味は何だろう」などと考えたりすることもありました。
昨日と今朝、母が久しりに「ありがとう」と言いました。何にも言わないで過すことが「感情的に安定している」と思っていた私の考えを少し変えたように思います。水分の補給もカップに手を添えてゆっくり自分で飲むようにするとスムースに行きました。何とか飲ませようとあの手この手で躍起になると口を閉ざして飲まなかったのは、母の抵抗であったのかもしれません。自分の暮らしのスケジュールにあわせようとする、ゆとりのない私の態度に母はきっと口に出さずとも、腹を立てわざとわがままなふりをしていたのかもしれません。
残された機能に合わせてゆっくりと接することの大切さを思い起こさせてくれた学習懇談会でした。職員の皆さんの苦労を合わせて想起しあらためて感謝の気持ちを深くしました。自分ではわかっているつもりでも時々はこうした機会に学び気持ちを新たにすることが必要だと思いました。
少々長くなりましたが、全文紹介させて頂きました。 ありがとうございました。