うれしい感想が寄せられました。
ひさしぶりの投稿です。猛暑の夏はななくさにとっても熱い夏でした。忙しさにおわれている内に、もうお彼岸です。それでも昼の暑さはどうでしょう、残暑と呼べるのですかね。
9月22日「認知症の人の人権と介護の視点」学習懇談会に参加された、ななくさ利用者のご家族から早速、感想がよせられました。 紹介したいと思います。
9/22 「認知症」の学習懇談会に参加して。 最近では、「母が何もわからない」ことに、どこかで私自身、投げやりになっていたこと、言葉や態度で母にはわかっていて 内心腹を立てたり、傷ついていたのかもしれません。やさしくなかったように思います。無表情で何もいわない母を、一日中世話をしていると「いったい生きる意味は何だろう」などと考えたりすることもありました。
昨日と今朝、母が久しりに「ありがとう」と言いました。何にも言わないで過すことが「感情的に安定している」と思っていた私の考えを少し変えたように思います。水分の補給もカップに手を添えてゆっくり自分で飲むようにするとスムースに行きました。何とか飲ませようとあの手この手で躍起になると口を閉ざして飲まなかったのは、母の抵抗であったのかもしれません。自分の暮らしのスケジュールにあわせようとする、ゆとりのない私の態度に母はきっと口に出さずとも、腹を立てわざとわがままなふりをしていたのかもしれません。
残された機能に合わせてゆっくりと接することの大切さを思い起こさせてくれた学習懇談会でした。職員の皆さんの苦労を合わせて想起しあらためて感謝の気持ちを深くしました。自分ではわかっているつもりでも時々はこうした機会に学び気持ちを新たにすることが必要だと思いました。
少々長くなりましたが、全文紹介させて頂きました。 ありがとうございました。