第2回障害者の人権を考える学習講座
|07年09月16日 |中島 |
15日の土曜日、午前中は岡山県人権連の三役会議。始まる前、津山から3人の青年が来館。ななくさ、に働く田中君の兄弟です。NPO・地域人権みんなの会の理事の田中金一君とあわせ、4人の田中君が、岡山のホテルで開催する肢体障害者全国交流集会のボランティアとして、元気よく出発していきました。この4人ともヘルパー2級やガイドヘルパーの資格を持っています。
午後から、この集会と兼ねた学習会に参加しました。会場入り口で県人権連事務局の竹内さんもボランティアで案内をしています。会は、NPO・地域人権みんなの会の会員にもなってくれている吉田裕美さんが地元実行委員長としてあいさつ。NPO・地域人権みんなの会の理事の吉野先生が司会をされていました。
講演は「国連・障害者権利条約とわが国の課題」として、立正大学の中村尚子先生が話されました。中村先生は、この条約の前提、として世界的人権保障の到達点、国際的な障害者権利の到達点、国や地域による障害者の権利の法制化のひろがり、を指摘し、例として、末川博氏の1964年発表の「人間としての尊厳を」を紹介していました。権利条約の内容にも話は及び、批准前に日本で国内法を整備させていくとりくみが重要であると強調されていました。
記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »