みんなの会 岡山市北区下伊福西町1-53 ● みんなの家ななくさ 岡山市北区西崎本町1-7 ● みんなの家かるがも  岡山市南区浦安本町158

20年前のこと

|20年11月24日 |中島 |

23日、月曜日。勤労感謝の日。いつものように新事務所へ。

雑務。みんなの家ななくさの住宅さん、来所。前日の夜に頭が痛いと訴えられた利用者さんを彼女が病院へ運んで診察してもらった結果、帯状疱疹だったと。病院の待合で権利擁護センター・ぱあとなあのIさんに会ったよ、と教えてくれます。後見制度の後見人さんの役割もたいへんなのね、と感想も。

1998年前後から取り組んだ「同和地区児童生徒の基礎調査(進学状況調査)」の廃止にむけた運動について、当時の『解放の道・岡山版』の縮刷版をとりだしふりかえってみます。「『基礎調査廃止』県民の会」を結成、竹内和夫岡山大学名誉教授に会長になってもらい、街頭宣伝、署名、親としての県教委への請願運動、県教委・文科省交渉など様々な運動を展開してきました。県内で8万5千余名の賛同署名、23市町村議会での廃止決議の採択など世論を動かし、国会でも林紀子参院議員の質問に有馬文部大臣が今の時期に行うことには「問題がある」と答弁、2001年7月には文科省はこの年度以降「基礎調査」は行わないと明言しています。

縮刷版を読んでいたら、次々と思い起こすことがあります。

この日は、「高齢者・障害者支援ネット」で法人後見しているMさんから電話。友達がたまたま故郷方面に行くので一緒に行ってもよいだろうか、と問いかけられます。少し注意することも伝えて了解の返事でした。しかし何かと気になるのでした。

 

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県人権政策推進指針・素案に対して

|20年11月23日 |中島 |

21日、土曜日。いつものように新事務所へ。

雑務。民主会館へ歩きます。県人権連の会議です。第5次岡山県政策推進指針・素案に対する見解、その素案に対するパブリックコメント募集への対応、10月の岡山県との話し合いの総括と今後の課題、地域人権問題全国研究集会の開催のありようなどについて論議です。

西崎食堂でFさんと昼食を済ませて新事務所に帰ります。アジア国際センター内の韓国商工会のYさんに電話。少しお手伝いできるかもという方との面談、どうですかと問いかけです。

夕方、FさんとWさんと一緒に愛車タントで与島に走ります。途中立ち寄ったコンビニ、買い物済ませたWさんが全く知らない車のドアーをあけてしまってびっくり。それを見ていた私たちもびっくり、「ふうがわるい」と帰ってきたWさんと3人大笑いでした。与島は予測よりもきつい風と波です。当方が思っていた潮の流れにもなりません。最初は針がかりするのはフグばかり。粘って24センチのタケノコメバル、20センチと14センチの赤メバル、18センチと16センチの黒メバルの5尾を確保。3人とも貧家でした。

 

22日、日曜日。早朝の配りものを済ませて朝風呂で身支度。珈琲と果物で少しお腹を充たして新事務所へ。

雑務。前日の夕方、海にいた時間帯に電話が届いたMさん、法人で後見制度で後見している方ですが、電話を入れてこの朝に出向くことを伝えます。さきに東川原のコープのお店で買い物を済ませて、グループホームに出かけます。かつてから知り合いのNさんが玄関口に出てくれて建物に入っていくことの了解をもらい、Mさんと面談。出身自治体からの「個人番号カード未受領者」あてに届いた書類でした。最近の生活ぶりを聞かせてもらい、その書類は当方が預かることに。

新事務所に帰ります。午後からお休みの日だけれどと事務局の安田さん、来所。年末調整用の書面の整備もされていました。

パブリックコメントを募集している、第5次岡山県人権政策指針・素案に目を通します。2015年11月に素案として公表されて2016年3月に答申として出された第4次岡山県政策推進指針と比べてみます。90%は同じかほぼ同じ。5パーセントが書き加え、5パーセントが書き直し、という感じです。審議会の役割は如何に、と腹立たしくなります。委員さんたちの顔が浮かんできません。唯一わかるのがその委員長さん。かつては県教委「同和教育指導課」の席におられて「同和地区児童・生徒の基礎調査」の実施に執着された人。この審議会は「学識経験者」で構成されているといいます。第4次指針の焼き直し程度の答申に腹立たしさを覚えますが、それは審議会委員の選出の仕方、その事務局のいい加減さにも向かっていきます。

素案、課題別で変化させたところは、「女性」の項に、データを新たに付け加えたこと、その中の「男女が共に活躍する社会づくり」の内容を変化させていること、「障害のある人」の項に、基本方針が少し書き換えられ、施策の方向では企業に対する取り組みを軽んじた書き換えも行われていること、自立と社会参加の促進で「働く機会の実現と均等な待遇確保の実現を目指します」と前進していること、外国人の項に、新たな情勢について書き加えていること、様々な人権問題の項では、刑を終えて出所した人を一番最後の記述に変えたこと、などぐらいでした。

読んでいて、「差別意識」という言葉を使っているのが、「同和問題」で5か所、「刑を終えて出所した人」で1か所あるだけで、その他、女性・高齢者・子ども・障害のある人・外国人・ハンセン病問題・患者など・インターネットによる人権侵害などの項では、「人権意識」「人権感覚」「理解や支えあう意識」、「理解を促し偏見や差別の解消」などと記載されています。かつての同和問題偏重の人権政策の名残なのか、今日的意味があるのか、気になるところです。

第4次・素案に対する、2015年12月に出した、NPO法人地域人権みんなの会の見解は以下の通りです。パブリックコメント、県人権政策推進指針・第4次案に対して、2015.12.13.みんなの会

これを読んでみると、5年前も焼き直しではいけないと指摘していました。さて、今回のパブリックコメント、それこそ5年前の見解の焼き直しではいけないかなと思いつつも、しかし同じことも何回も指摘しないといけないのではと思ったり、なのです。

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就職連事務局会議

|20年11月21日 |中島 |

20日、木曜日。いつものように新事務所へ。

雑務。前日が健診のため朝ご飯が食べられなかったからこの日の朝、バナナとヤクルト、牛乳とカレーパンでの朝食が特別に美味しく感じます。カレーパンはレンジで温め、アルミホイルで包んでトースターで焼くとパン生地までもちもちに温まっていけるのです。事務局の安田さんと短時間の打ち合わせ。コロナ感染の広がりが気になるという話も。

東川原のコープのお店で食料を手に入れ、その足で県立図書館へ。3冊返して4冊借りてきました。ちょっと「柳美里」と掲示がある書棚を見てみますが、すでに一冊も残っていませんでした。新事務所に帰り、カレーをつくり昼ご飯です。朝はカレーパンだったといいながら、炊き立てのご飯にカレーが欲しくなったのでした。

民主会館へ歩きます。岡山就職連の事務局会議。自衛隊が、希望すれば高校生宅に出向いて募集活動をしてもよい、と県教委が高校などに通知をしたことに対して改めてその問題点を論議です。また、コロナ禍で来春の新卒の就職に多大な影響が出ることになりそうな状況下、要求書の整理も検討。労働局、県労政課、教育委員会との話し合う日程なども相談でした。

そのあと、県革新懇の代表世話人会議に参加です。です。コロナ感染のひろがりと対策の問題、日本学術会議の委員任命拒否問題など情勢と課題、行動提起など論議されていきました。

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革新懇が宣伝

|20年11月20日 |中島 |

19日、木曜日。朝、生暖かくてちょっと気持ちもよくない感じ。いつものように新事務所へ。

雑務。三門革新懇の「戦争法廃止」で始まった毎月19日開催のスタンディング、7時半に西崎本町の大通りにプラスターなどをもっていきます。この日は7人。新しく日本学術会議問題のプラスターも作ってくれています。8時に終えて、大野辻クリニックへはしります。この日は健康診断。鼻からカメラを入れる胃カメラ撮影もします。採血は血管が浮き出てこないので少し手間がかかります。萎縮性胃炎が前から指摘されていますが今回も同じような状態でした。

診察代金と健康診断料合わせて9500円を支払いです。空気がたくさん胃の中に入ったのでお腹がはります。いったん自宅に帰り、もう一度朝風呂に入って洗髪も。

午後、三門革新懇の午後のスタンディング、短時間だけ参加して、そのまま勤労者福祉センターのある春日町の駐車場へ。遅くなった昼食、長崎ちゃんめんのお店で皿うどんをいただきます。高齢の女将さん、野菜はたっぷりサービスしておきます、などとよく話されます。午後2時から、県革新懇の事務局のKさんに運転してもらい、氏平事務局長と宣伝にでていきます。日本学術会議委員任命拒否問題を宣伝カーから流しながら、3か所に車止めてマイクから訴えます。氏平事務局長手作りの大きなプラスター、よく目立つように工夫されています。

夕方、新事務所に帰ります。生暖かい空気は活力を奪ったようで、少し休憩。テレビからはコロナ感染、また過去最高の数字など報道されていきます。疫学的には移動も自粛をと日本医師会会長が表明。政府はGoToキャンペーンは見直しもせず継続と担当大臣と官房長官に述べさせ、総理自らは静かな会食とマスクのみ強調です。食事中にマスクつけたり外したり・・・、本気で言ってるのか、と。

 

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民主県政をつくる会

|20年11月19日 |中島 |

17日、水曜日。いつものように新事務所へ。

雑務。みんなの家ななくさの住宅さん、来所。事務局の安田さんと、年末調整用の添付書類などであれこれ。成年後見制度で保佐している85歳の女性、Mさんの施設利用料を支払いに銀行へ。34100円を岡山市に振り込みます。

大野辻野コープのお店に出向いて食料をゲット。新事務所で、野菜をたっぷりの親子丼を。

午後、民主会館へ。県人権連の事務所で、たすけあい共済のことで課題の提起。2時から、民主県政をつくるみんなの会の代表委員・事務局合同会期です。県知事選挙を闘ってきたうえのまとめが必要です。会計整理も聞かせてもらいました。総会は、12月15日としました。

 

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県第5次人権政策推進指針の素案、パブリックコメント募集

|20年11月18日 |中島 |

17日、火曜日。朝、いつものように朝風呂で身支度。池の鯉と鴨たちにパンをあげてから新事務所へ。

雑務。早くから高齢者の住居についての相談の電話です。みんなの家ななくさの住宅さん、来所。体調も前向きな感じでひと安心。利用者さんとの面接、コロナ対策の上での徹底を改めてよろしく、とお願いです。事務局の安田さんと年末調整の書類のことであれこれと。

民主会館へ。県人権連の三役会議です。9人全員が参加してくれました。県との話し合いの総括とこれから話し合うべき課題の設定を論議です。話し合いに参加してくれた諸団体の方たちにも感想や意見をもらえるようにすることに。県が第5次人権政策推進指針・素案を公表し12月14日までパブリックコメントを求めています。県連としての見解をまとめること、多くの人たちにもパブリックコメントが募集されていることを知らせていくことも。地域人権問題全国研究集会が今年開催できずに延期になっていること、来年の開催は如何に、と自治体関係者から問い合わせが来ていること、その中で来年開催はどうするか、コロナ対策も考えながら率直な意見も交換でした。12月の会議、例年なら会議後忘年会も行うのですが、今年はコロナ感染も広がっているなかなので会議だけにしよう、と。

津山から来られたFさんと、西崎食堂で昼食。煮鯖がご飯にピッタリ、おいしいのです。

午後、朝から電話で相談が届いた件などであれこれと。夕方、事務所に帰って届いていた地域と人権・月刊誌の最終校正したもの印刷。帰宅後、この日いただいた葉っぱ付きの大根を車からおろし、印刷した月刊誌の原稿、目を通すのでした。H青年が佐田岬で釣ってきた28センチのメバルの煮付けをいただきました。

 

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