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コンパクトシティ政策学習会

|15年02月24日 |中島 |

23日、月曜日。朝早く目覚めます。暗いうちに新事務所に。散歩して民主会館にも立ち寄り、届いている書類などを持ち帰ります。

雑務。月曜日なので、みんなの家だんだんの末長さんと簡単な打ち合わせ。明石さん来所。地方選挙の立候補状況などが話題になります。続いて、田中青年来所。当面する課題、その内容を整理し運動の課題として提起すること、そのための意思統一をはかる手順なども話します。

社会保険労務士事務所から、女性のAさん来所。特定求職者雇用開発助成金の対象となった方の書類の整備です。また、就業促進定着手当、これは本人へ支給されるものですが、その申請手続きもお願いです。気持ち良く受けてくれてありがたいのです。

昼ご飯は、近くの一膳飯屋さん。ミンチカツ、ヒジキ、高野豆腐、それに豚汁で白ご飯を頂きます。汁はもっと熱い方が良いのに、と。

午後、2月中に家庭裁判所に提出しなくてはならない書類、保佐しているSさんの一年報告を手掛けます。

夕方、勤労者福祉センターに。岡山県自治体問題研究所主催の市民公開講座に参加です。「人口減少時代のコンパクトシティ政策」と題して、岡山大学大学院環境生命科学研究科の氏原岳人さんが話してくれます。話の柱は、「人口減少すると都市はどうなるの」、「コンパクトシティってなに」、「コンパクトシティにどうすればなるの」、という3つ。

笠岡市北木島の調査から、10年単位での人口増減、建物の増減などの実態を示してくれます。廃屋となっている率の高さ、これが将来の地方都市の姿をしめしているのでは、と。都市の中心部、郊外、さらに郊外という地域の線引きで、建物滅失、建物開発、空き家、を調べていくなかで課題が明確になってきます。

コンパクトシティは、土地利用と交通を一体化計画、といわれます。居住地の無計画的な拡散で課題が顕著であった富山市が全国初の本格的LRT(次世代型の路面電車システム)を導入している、その結果かどうかは即断はできないが、中心市街地の社会増減は増になり、公共交通沿線地区のそれは減少数がちいさくなり、近年はプラスになっている、と。

都市再生特別措置法にもとづく立地適正化計画、これを自治体としてマスタープランを策定していくことが求められている、そのためには、交通、住生活、活性化、低炭素まちづくり、福祉・医療、公共施設、農林業など多様な部署横断型プロジェクトが必要ではないか、と提起されていました。

自治意識に基づく、街づくり、地域づくりの観点、どこに活かされるか、自治体との協働は、などと頭をめぐらせるのでした。

写真は、24日の朝、民主会館近くで見つけた白梅。

記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »

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