イオンは行きやすいお店
2日、月曜日。歩いて新事務所に。
雑務。ななくさの住宅さんと月曜日の打ち合わせ。明石さん来所。人権連の政府交渉の記事を読んでくれていて、三重県の教育、大変なんじゃな、という話から。
NPO法人おかやま人権研究センター発行の隔月誌、人権21への投稿文を整理してメールで送ります。銀行に出向いて現金を引き出し、保佐しているSさんのアパートへ。2月の生活費、手渡しです。昼ご飯は、一膳飯屋さんで、てんぷら蕎麦。寒い日は、汁物の注文が多いようです。
一旦事務所に戻り、県庁の障害福祉課へ。盲導犬を拒否する飲食店のことで、その是正を求めて申し入れです。当事者のOさん、障害者の生活と権利を守る岡山県連絡協議会の会長と事務局長、人権連から二人が参加です。
要請の内容は、身体障害者補助犬法を広く県民に周知し理解を育むとりくみを強めてください。飲食店などに、補助犬同伴を、あたりまえ、とするように飲食店業者団体には直接出かけて指導・啓発を行ってください。商工会議所等関係団体には改めて文書による指導の徹底をはかってください。というもの。
盲導犬と一緒に来られた当事者のOさんによれば、県庁近くの飲食店、美味しいと評判のカレーのお店、2店とも拒否された経験がある。一緒に行こうと誘ってくれた方々にも迷惑をかけた気持ちになってしまう、と。岡山駅前のイオンモールは、障害者も行きやすいのでもう6回も買い物に出かけた。4階の食事のお店も気持ち良い対応、食べ物のプレート内容も説明してくれたり店員さんが素敵でした、と。近代的建物のバリア・フリー化というだけでなく、人の対応自体が進歩している、と評価されていました。その反面、岡山の老舗デパートのエレベーターでは音声案内もなく、その点では遅れている、などと。
障害福祉課の担当の方は、申し入れのあった岡山駅前のお店には、社長さんに伝え、その趣旨はよく理解してくれている、と。飲食業同業組合に文書で指導していきたい、と回答されていました。
終えて、協立病院へ。保佐しているTさんの状態が気になります。看護師さんから少し説明を受けます。いざ、という時の対応も話し合いでした。Tさんは眠っていました。
この日は、市民劇場の例会の日。ミュージカル・見上げてごらん夜の星を、の観劇です。イッツフォーリーズ、という集団が楽しく歌い上げます。最終盤に全員で歌う、みあげてごらん夜の星を、は1960年の作詞作曲。坂本九ちゃんの歌声も我が胸の中でよみがえり、何気なしにさびしい気持ちに襲われる青春時代、別の意味で言えばふつふつとしていた気持ちを隠せきれなかったことを思い起こし、齢もいったのでしょう、涙もにじむのでした。
記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »