学習、明治憲法
|15年02月16日 |中島 |
15日の日曜日。いつも通りに目覚めます。自宅を出る前に、池にパンくずを。池まで届かないパン、最近はカラスが取り合いになってその鳴き声がけたたましい、と言うので、力を込めて池に入るように投げ入れます。
西川原方面の喫茶店、珈琲館に出向いてモーニングです。パンを食べすぎた感じ。そして新事務所に。
雑務。民主会館へ。日当たりが良い部屋で1時間ほどゆっくりと書類と新聞などに目を通します。
午後から、県立図書館へ。学びのひろば・岡山主催の連続学習会。小畑隆資先生の今期の学習会、明治憲法の政治学、昨年10月からはじまっていて5回目。当方は今期は初めての参加です。明治憲法は絶対君主制と立憲君主制を足したもの、とおさらいをしてくれます。そして、建前としての憲法、本音としての「義解」というものの内容を解説されます。
輔弼の意味は天子の政を助けること、副署の意味は天皇に対する責任、というのが本来だが、義解によれば、天皇の命令でも大臣の副署がなければ無効、とするとしている。閣僚たちの内部文書的「義解」、伊藤博文の原案とされている、などと。その点を、久野収・鶴見俊輔著「現代日本の思想」(岩波新書、1956年)のなかにあらわされた「顕教」と「密教」を取り上げ解説されます。
関連して、国家の政策決定のモデルとか政治過程、などについての話になります。言葉自体が使い慣れていないものなので真新しく感じます。理解できたかどうかは、次回以降の学習次第だわ、と都合よく理解です。
次回は、坂野潤治氏の美濃部達吉論を取り上げて学習です。
この日は、釣りクラブの例会、先週が延期されたので開催でしたが、当方は断念でした。
記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »