手編みの靴下
|15年02月15日 |中島 |
14日の土曜日。朝、歩いて新事務所に。山から下るような道すがら、岡山市街地の朝焼けが見られます。
雑務。みんなの家ななくさの住宅さんと資金繰りや新年度の課題などを話し合います。3日前に開催された、ななくさ、かるがもに研修に来てくれた協立病院の若い看護師さんたちの感想発表会、それに参加してきた感想を聞かせてもらいます。小規模多機能という介護事業所の役割、医療と介護の違いと橋渡しの任務なども話題になります。事業所の理念、新しいスタッフの皆さんからすればどう映るのか、スタッフみんなで自ら作り上げていく理念、事業所運営方針も必要かな、などと話は続きます。
保佐しているMさんのいる施設に向かいます。毛糸で靴下を編んでくれていました。靴下を編んでもらうなんて、生まれて初めて、とお礼です。もう一足編みかけているから、とMさん。優しさが前面に出てくるのも、施設での安定した生活のよるところです。
そして協立病院へ。保佐しているTさんの部屋に。ベッドで眠っていました。看護師さん、夜中に起きて注文付けることもあります、と話してくれます。注文を付けるぐらいの元気があることでこちらはホッとするのです。
この日は、事務所の整理。そして、翌日の学習会に参加する資料を探して準備。少し目を通してみたり、という時間を持てました。夕方帰ると、孫たちが騒がしいぐらいに遊んでくれます。少し叱ってみるとおとなしくなりましたが、また、それも心配になったり。泰然、という姿勢になかなか近づくことができないわが身を感じるのでした。
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