24日、土曜日、朝、公園に出向いて車の中でラジオをしばらく聴いていました。散歩はできず、でした。

事務所に出向きます。新聞各紙の、大阪府議会での教育基本条例、職員基本条例、　などが可決されたという記事をよくよく読んでみます。ＮＰＯみんなの会で発行予定の「福祉マップ」、元版として160ページ分印刷してくれました。これにも少し目を通します。

昼前に来館のＨ田の健ちゃんと早めに、午後からの集会の場、春日町の勤労者福祉センターまで出向きます。久し振りに、だるまや、で当方はやまかけ蕎麦を。おじいさんとおばあさんのお二人が頑張って営業されています。結構、お客さんも入れ替わりにきているようです。そのうちの二人は知り合い。やまかけ蕎麦は、太麺で腰がありたっぷりのダシも美味しい。大盛りを頼んだのかも、と思うほど量もすごいのでした。

集会は、「独裁」を許さない大阪のたたかいに学ぶ学習会。自治労連県本部、県高教組、民主県政をつくるみんなの会、3団体の共催です。大阪府関係職員労働組合書記長の小松さんが「橋下府政の3年9ヶ月を振り返って」と題して講演でした。大阪・教育基本条例でどうなる

40歳を超えたばかりの小松さん、大きな体でよどみなく流暢に大阪弁で話されます。橋下流の独裁、白紙委任、俺が決定できる「民主主義」の強調、反対者への徹底した攻撃、その具体的内容からその人物像を浮かび上がらせます。

そして、府民の暮らしがどう変化したかをのべながら自治体労働組合に求められている運動を2点にわたって強調されます。一つは、住民要求と結んだ運動として、職場と仕事を見つめ直し住民の中で語るとりくみ、です。もうひとつが、働くルールの確立、貧困と格差をなくす運動、と言われます。小松さんは、正々堂々と真正面からのたたかいを通じて、府職労への加入者が増えてきていること、大阪市職員への思想調査につながるアンケートに対する緊急行動にも、府職労のメンバーが駆けつけていくなど「独裁」を許さないたたかいが着実に広がってきている、さらに多くの労働者・市民と連帯をしていくとまとめられました。未来に向けて確信をもっている方ならではの話でした。

終えて、一度事務所に戻り、焼鳥屋さんに電話で予約。そこまで金ちゃんに乗せてもらって、健ちゃんと二人酒でした。焼き鳥のなかでも、せせり、そしてつきだしのもつ煮、が特に美味しい、いし松、というお店でした。自宅に帰ると、関東方面の元同級生から電話。最近亡くなったＨさんのことが気になったようです。当方の思いもよく理解してくれている様子でした。

23日、雨の朝、公園で少し散歩です。ラジオ体操を楽しまれる方々も、カンコ―スタジアムの屋根の下にかたまってやられています。

そして事務所に。雑務のあと、介護職員処遇改善交付金、年度末に支給する個別計算にかかります。対象となる、2011年2月から2012年1月の1年間の間の総給付額を合算。そして個々人の労働時間数も計算、年末に支給した賞与もひとつの参考にして、個別介護職員の支給額を計算していきます。その途中、三戸さん来館。前夜の理事会の報告をして、最近起こった身近の話題。特に、葬儀は家族葬が主流になっている、あのやり方が故人と家族にとって本当にいいものになるよ、と実感を込めての話でした。当方が希望する散骨は、ミキサーにかけるほど細かくしておかないと、難しい規制があるなどとも。

26日まで岡山市に提出する「介護給付費算定に係る体制等に関する届出」の書類、かるがも分を岡山市の介護保険課に出向いて提出です。

事務所に帰ると、ななくさ、かるがもの会計入力のためにＡさんが今月3日目の勤務で来てくれています。時に費目などを相談で夕方には出来上がりました。

夕方から、朝のひきつづきの事務。頑張って二つの事業所の介護職員処遇改善交付金の計算を仕上げます。そして、奉還町のふじうらに寄ってこの夜の一人食べるおかずを物色。惣菜など半額になっていて500円もあれば十分な買い物でした。

自宅には、先日亡くなったＨさんのことを、当分の間知らなかったという手紙が届いていました。Ｈさんは、手紙を送ってきていただいた方にとっては青春と人生の節目に遭遇した人になります。複雑な気持ちが交錯するのでした。

22日、朝は公園で散歩です。

事務所で雑務。そして、この日の夜の会議、ＮＰＯ地域人権みんなの会の理事会のレジメと資料の準備です。その流れ、理事会の柱について事務所の理事メンバーと事前の打ち合わせをしておきます。

午後から、国民年金機構に出向いて、21日付で辞められたｋさんの健康保険証とともに喪失届を提出。その後、ラーメン・ふー太で昼ご飯。ラーメンと白いご飯、餃子がついていて680円。ご飯が美味しいのですが全体の量が多すぎて完食とはいきません。餃子はお持ち帰りを買ってみました。

その後、ハローワークに出向きます。前日から用意していた書類、届け、職員名簿、出勤簿、これを窓口の担当者に提出して、無事受けつけてもらいます。そして、息子が入院している病院へ。1週間ほどで済みそう、退屈で、などということを聞いてひと安心。1日12000円もする個室しか空いていなかったようで、1週間なら仕方なしとするか、という感じです。

事務所に帰って、雑務。夕方からＮＰＯみんなの会の第3回理事会。9人中、6人の参加。この間の学習会活動の報告、事業所活動の現状、新たな事業所に向けての基本的な考え方、冊子やパンフの出版へのとりくみ、総会日程などが論議されました。総会は、6月14日の木曜日、18時30分からとしました。

21日、久し振りに公園に出向いて散歩です。小さな黄色いやまぶきの花、数えられるほど、咲きはじめています。

事務所で雑務のあと、市内の病院へ。後見人として担当医から手術の必要性を聞かせてもらいます。パソコンの画面から個別か所の血管などの状況、身体全体の安定度、抗生剤を投与している時とない時の比較を説明されます。次回は外科医の医師から説明をうけることに。同席していた医療ソーシャルワーカーの方からは、退院支援のため同意のサインを求められました。

その後、みんなの家かるがも、に走ります。自宅の階段から落ちて手首を骨折したスタッフのこと、心配でした。

午後から、ななくさ、かるがも会計の入力にＡさんが来館。その間に、かるがもスタッフの雇用保険、健康保険の喪失届と取得届と添付書類を整備しておきます。

夕方から、ななくさのスタッフ3人メンバーと年度末や当面する具体的とりくみについて、3時間余りの相談でした。終えて、外に出ると夜空は星がきらめいています。三日月が金星、木星に挟まれるのが26日の夕方、西の空らしい、とこの日仕入れた情報でしったらしく話したのでした。

写真は、事務所内で開いた、アマリリス。

20日の彼岸の中日、朝は7時過ぎまで寝ていました。食欲もなく牛乳とバナナで朝食をすませま、9時前に事務所に。

ＮＰＯみんなの会宛に、「無差別・平等の医療をめざして」という書籍が全日本民医連から届いていました。さっそくひも解きます。無差別と平等を並べる意味は・・・などと考えながら、無産者診療所、無産者医療同盟などの名称がついた1930年代以降の写真になどに目を通します。この時期を逃すと通史が残せないという思いが伝わってきます。

そして、ＮＰＯみんなの会がこの3月中に発行予定の「私のまちの福祉マップ」に載せてもらう文書を仕上げます。

午後から、ＮＰＯ法人おかやま人権研究センター主催の「岡映研究会」に出ます。17回目になりました。今回は8人の参加で、岡さんの著書、1957年から1976年までの5冊、その中から部落の起源論に関する記述を抜き書きしてくれて時の移行と認識がどう変化したのがしていないのかなどを類推していく、そんな討論会でした。元高校の先生は、1972年当時の高校生部落問題研究会での岡さんの講演内容をコピーしてくれていました。運動の統一、住民としての団結を一番に置いていた岡さんの理論的背景も論議されます。そして時代の推移とともに社会進歩に向けたトータル的理論の発展と関連して部落問題解決の理論の大きな転換と発展、という構図でものを見るべき、とあらためて諭される論議です。身分制の定義は、という論議もありました。今後関連して、北原泰作、井上清、の思想的背景に迫っていくことになりました。

終えて、参加されていた小畑先生と懇談。広島で講演してもらった柱なども聞かせてもらいます。正当な権威に基づく区分と「差別」、「不当な差別」、「あらゆる差別」などの捉え方、そして「人権侵害」の捉え方など聞かせてもらいました。「人権」という言葉が日本政府がはじめて使用したのは明治5年の徴兵令告諭。「士」と「民」が兵隊として平等という国家論の枠組みの中での人権、というものだと。大阪維新の会などの動向、国際活動の重要性などもいろいろと示唆をいただきました。

写真は、21日の早朝の公園にさいていた、ヤマブキ。黄色が鮮やかに映ります。

19日の月曜日、寝不足の頭で事務所に。そんなときに限って朝からバタバタ。朝の電話で若者の体調を心配させられます。その後、突発的に、かるがもスタッフの方に直接出向いての話。

事務所に帰ってきてすぐに事務局会議。つづいて地域と人権・県連版の編集会議です。18日の東京・青山での解放無名戦士合葬に参加した青年の手記なども欲しい、青年が4月下旬に震災復興に岩手県宮古市に出向く取り組みのその意義が貴重な記事になる、などと論議です。

昼からは、税理士事務所のＫさんに来ていただいて、ななくさ、かるがも会計のチェック。そして3月末までの決算見通しなどで相談です。

夕方、事務所をでて久し振りにまとまった距離を歩きます。大きな紅くて白いまだらがある椿、白い梅の花、この時期この時間帯ならではの色合いで、気持ちを癒してくれているようでした。