みんなの会 岡山市北区下伊福西町1-53 ● みんなの家ななくさ 岡山市北区西崎本町1-7 ● みんなの家かるがも  岡山市南区浦安本町158

人権と文化の夕べ

|12年01月25日 |中島 |

24日、朝は公園で30分コースの散歩。軍手をはかなくてはならないほどの冷気です。ウォークマンの音に合わせて手を大きく振りながら、時には跳ねるように歩きます。暗闇だからできるのです。

事務所で雑務。民主会館で、前参院議員の仁比さんや衆院で議席をめざす石村さんが中心で懇談会が開かれ、当方も人権連を代表して参加です。税と社会保障の一体改革など、私たちの暮らしにかかわる情勢と政治の動向など、その関連を学習です。

昼昼食時に、岡山ハローワークに。待ち人一人の状態、かるがもを退職された方の離職証明書を改めて申請でした。準備万端で、極めてスムースでした。

勤労者福祉センターに出向いて、革新懇の世話人会議。情勢討議が学習になります。成人式などのアンケートへの回答などから、若者層が憲法をまもることに関心が高まっていると、分析できるようです。

夕方、人権岡山の会議に。26日の岡山市との話し合いについての重点が中心課題となります。第8回人権と文化の夕べ・ビラ 第8回の人権と文化の夕べ、の役割分担や参加体制、参加要請なども確認でした。今回の文化行事は、ななくさ、によくボランティアでお世話になっている、民謡グループの清芳会です。東日本大震災支援のために開催した、民主会館まつりにも参加して魅了してくれました。そんなつながりが活かされて、うれしいのです。

かつてなら、夜の会議を早めにおえると、ありがたい時間をいただいたような気がして、さあー一杯やるか、が当然のようにしていましたが、この一年、それぞれの体調でなかなかそうはいきません。ちょっぴり、歳を重ねる侘しさも感じるのでした。

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花田達明さん、一周忌

|12年01月24日 |中島 |

22日の日曜日、5時には起床、さあ早朝の配り物をと玄関を出たら、すでに別の人が配ってくれていました。こういうときにラッキーという思いが自然に出てきます。

8時に事務所に。広島の安芸大田町から車で来てくれた86歳の松本さんが、前日に続いて、ニシナの前に居るが民主会館の場所がわからない、と電話です。ナビでは民主会館への道、最後まで誘導してくれないようでした。

前日に続いて、人権連の中四国ブロックの総会です。地域人権憲章案の討議、各県の取り組みの報告等を中心に活発な交流が展開されました。はじめて聴くこと、これまで詳しく届いていない情報もあり、各県がそれぞれ奮闘していることも実感させられました。

昼からは県立図書館へ。政治学から古事記を読み解く、第10回目の講座。講師は小畑先生です。この日は、政治学の基礎概念、を学習でした。権威、正当性についてのM・ウェーバーの社会学についても学習です。3種類の権威、それは伝統的権威、カリスマ的権威、合法的・合理的権威、があると。支配の構造の観点から、それらを見ていく必要がある。自由と統治の観点では、国民は市民、人民であり主権者だが、国家の一員ではない、という捉え方が政治学上の世界、と。

夕方は、西大寺の市民会館での、市民劇場に。今回は、栗原小巻さん主演のアンナ・カレリーナでした。

23日、月曜日は、朝早く公園に。30分の散歩でした。事務所で雑務などのあと、明石さんがこられて前日の古事記学習会などのことも。申告の学習会で指導をうける税理士の福田さんと懇談。その後、レジメをつくり、午後から県政のことにかかわる会議でした。

この日は、尊敬する大先輩、花田達明さんの一周忌。お供え物でもと思い買い物に出かけたら、三戸さんの奥さんとそのご姉妹とバッタリ。バレンタインの買い物かと冷やかされたのです。

夕方、来館してもらって、かるがもケアマネさんと話し合い。津山に帰る田中事務長も事務所に寄ってくれて印刷などの作業をしていました。

夜の8時前、花田さん宅の仏壇に線香をささせてもらいます。もう一年たつのかという思いとともに、どないしょんならー、久し振りやのー、という気遣いの気持ちを込めたやさしい言葉が思いだされます。玄関に、蝋梅が活けてありました。【写真】

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「いじめ」を手がかりに、人権概念を学習

|12年01月23日 |中島 |

21日の土曜日、午前中、岡西公民館で、田中の金ちゃんのパートナー、田中のぞみ岡山市会議員が中心の市政報告会があり、参加しました。

午後から、岡山県民主会館で人権連の中四国ブロックの総会。初日の21日が、小畑隆資先生の学習会。22日が具体的総会議事です。小畑先生は、「今日の情勢と地域人権の課題」と題して講演。「いじめ」をてがかりに「人権」・「人権侵害」・「人権救済」を考える、という内容です。

まず、民主党の人権政策は、救済機関設置だけではないかと指摘。国家機関がとりくむ場合、「人権侵害」とはどういうことかより厳密にされなければならない、しかしこの間の政府、法務省の中間報告や基本方針などではそうはなっていない、と。

94年12月6日の朝日新聞に掲載された、愛知県の大河内君の遺書と報道内容から「いじめ」という言葉の捉え方などに話が進みます。遺書に綴られている具体的に受けた被害は、命を脅かされたこと、財産を奪われたこと、自由を束縛されたこと、になる。まさに人権侵害であるのに、「仲良くせよ」「倫理観の問題」とすり替えてしまっているのではないか、と。

1969年の、大阪・矢田問題についても言及され、まさに政治闘争上の課題を意識の問題にすり替えて、暴行、強要、侮辱を強いている行為を、多数の勢いで許容されるものだと言い張ってきたものと指摘。いじめ問題を含め、加害者が威張って被害者が傷つく場合が多すぎるとも。

国家とはなにか、人権と権力の関係などに話が進みます。国家に権利を守らせる、ことの大切さ、社会権も個人の自由を深めるためにも大切であるという捉え方、上級の権威をもっている人は人を裁いてよいが、その正しい権威・権限の元であること、それが秩序作りである、と。そして、特定されない抽象規定では人を裁くことはできない、としめくくられました。

岡山からの参加者のお一人は、もっと何回も聞いて深めたい、と感想を述べていました。

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蝋梅、見つけました。

|12年01月21日 |中島 |

20日、事務所についてからご近所を散歩。20分ほどでした。

朝の雑務をすませて、ハッピーズまで買い物です。10時開店と同時に入店、入り口で紺色の制服をきた女性がいらっしゃいませと声をかけてくれます。母親の食料を仕入れてアパートまで運びます。

事務所にもどり、地域と人権・県連版の2月号編集会議です。確定申告相談活動が忙しくなり、編集事務局も影響が出てきます。なんとか、メインの記事を相談でした。

午後、図書館に出向く途中に、万代の魚屋さんにたちよります。この前の小フグ美味しかったよ、と当方。魚屋さんの親父さん、今日ふぐは売れ切れた、コチが美味しいでぇ、と。それを素直に買わせてもらいます。図書館で6冊の本を返却、新たに4冊借りてきました。

夕方、ななくさの慎ちゃんからのメールで、月別の実績報告書が届きました。一目で、介護度別の利用者さんの人数、平均要介護度、総収入などがわかるものです。本人も来館して、賃金体系のことなども相談でした。

夜は、事務所で懇談でした。

写真は、21日の朝、すぐご近所に咲いていた、蝋梅。後楽園に行かなくても、こんなとこにあるの、という感じでした。

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病院の外部委員として

|12年01月20日 |中島 |

19日、公園に出向いて20分コースの散歩。コンビニによって豚まんを仕入れます。

事務所で雑務。ななくさの管理者住宅Mさんから、スタッフのNさん退院できたことを知らせてくれます。介護スタッフの募集の件も相談、かるがもでつくったビラも参考にしてもらうことに。ななくさでは、夜勤が出来る人を募集中。夜勤の勤務、一般的にきついというイメージが強すぎて敬遠されるかもしれません。実質の勤務内容を理解してもらうための工夫が必要かとも思うのです。

明石さん来館されてしばし懇談。今年10月が県知事選挙、それと関連して10数年前の県知事選挙などのことも話題になります。よいお酒が手に入ったというので、お店でない、寄り集まれる場所で一献やりますかという話に。

この日は、8週間に一度の診察。せいきょう駅元診療所に。待合室で、K下ご夫妻と娘さんの3人家族とお会いします。ななくさの利用者さんも来られていて、ななくさの誰に送迎されてきているのですか、などと話します。

午後から、林病院へ。患者中心の病院づくり委員会、1時間かけてすべての病棟をまわります。施設の傷みとか不具合、清掃、臭いなどのチェックと意見箱の投稿の回収、など。途中、OT(作業療法士)の女性が神主の恰好であらわれます。利用者へのレクリェーションの一つとして、「林神社」を急きょ設立、みんなが初詣していたのです。その寸劇の流れでした。ラウンドしている3人、廊下に立ってお祓いのまねごとを真剣にしてもらったのでした。毎回お会いするOTさんですが、いつも明るく喋って仕事されています。毎日毎日が患者さん、利用者さんにどういう提起をしようかと考えられての結果だと思うのでした。

その後、意見箱の内容を吟味して、委員会に。院所の待合で名前をよばれるときに、本名を呼ばないですむ工夫をしてほしい、という意見もありました。希望者にそういう対応をしている病院もあるということらしく、掲示板が良いのか、本人にIDをもってもらつての対応が良いのか、病院側が研究することに。

写真は、20日の朝、農園のなかの小雨に濡れた真っ赤な唐辛子。花の少ないこの時期、赤い色がより目立ちます。

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介護保険事業計画について

|12年01月19日 |中島 |

18日、朝、タントで事務所に。ついてから、事務所周りを散歩でした。途中たまたま出会った通勤途中の花田の健ちゃん、車から元気そうな声が聞こえてきます。

事務所で、NPO会員のみなさんへ、1月28日の倉敷市での学習集会への参加要請文を発送する作業を金ちゃんと完了させます。

午後、岡山市役所に出向き、介護保険課の方から岡山市の第5期高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画素案(案)について、他の団体の方も含めた数人で内容を聞かせてもらいました。地域包括センターのサブセンターを、室に統合することについて意見がでます。地域に定着しているサブセンターの人とその活動が継承されないのではないか、地域密着度が薄れるのではないか、活動が活性化されていないところを基準としてすべてを整理統合しないでほしい、などと。

小規模多機能型居宅介護事業所について、サテライト型の創設を市としても具体的に視野に入れて取り組んでいただくようお願いしました。この施設には、総量規制は現在していないし今後もないだろう、サテライトは介護報酬上のことが決まれば制度の創設ということになる、岡山市の計画と矛盾しないのでやっていただくことになる、と述べられていました。

この小規模多機能型居宅介護事業所にかかわる国の補助金制度、岡山市では29人の小規模特別擁護老人ホームと併設する小規模多機能型居宅介護事業所にだけ補助金対象としている実態です。この日の説明会で対応された方は、この点には問題意識を持っておられるようです。社会福祉法人だけでなく、NPOなど非営利組織にも補助金の窓口を開いてほしい、と要望してきました。

介護報酬改定は、実質0・8%減額されます。介護職員処遇改善交付金が廃止され、それを介護報酬に転化して、トータル1・2%の増額となるようです。65歳以上の高齢者の方の介護保険料の基準額は、岡山市で940円値上げの5700円近くになります。高齢者・市民にもそして事業所にも、冷たく厳しく、ひどい内容です。

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