岡山市との話し合い
25日、月曜日。朝、いつものように朝風呂で身支度。鴨たちがまっている、池にパンをなげいれてやります。
新事務所へ。みんなの家ななくさの住宅さん、来所。前夜に亡くなった元利用者さんのこと、聞かせてもらいます。ななくさでいえば15年近く運営しているから、何人の方をみおくっただろうか、そのご家族からも利用者さん紹介が最近もあった、などと話し合います。そんなことも含め、記録に残しておきたいことなど整理していく時期かな、ちょうど法人20周年記念誌にピッタリではないかと思ったり。
大野辻のコープのお店に走ります。夜用の食材、コロッケ、ホットドッグなどを買ってきます。
市役所前の駐車場に愛車タントを停めて、近くの長崎ちゃんぽんのお店で昼食。皿そばの大盛りをいただきます。
勤労者福祉センターへ。5階の体育集会室でコロナ対策をきちんととって、地域人権運動岡山市連絡会(人権岡山)の岡山市との話し合いです。県連から吉岡事務局長と当方が参加。約2時間、要求書に基づいて話し合いです。数年前から到達していた、「人権教育及び啓発基本計画」改定時には「今後における同和問題解決の基本方針」を廃止する、同和問題にかかわっては改定する基本計画に包含していくという方向性、これが崩されることに。17年ぶりに「人権教育及び啓発基本計画」は改定されることになりましたが、「今後における同和問題解決の基本方針」は「慎重に検討していきたい」と回答。後退している、と参加者から声が上がります。その理由について問いかけると、基本計画はコロナ問題での人権課題も惹起したのでこの時期に改定することとした、しかし同和問題解決の基本方針についてはさまざまな状況がありさらに検討する、というもの。そのひとつに「部落差別解消推進法」の制定があげられました。まさに「部落解放と唱えながら部落問題解決は永遠とする勢力」に忖度する逆流がこの法律で岡山市でも顕著になってきたと言わざるを得ない回答です。
公営住宅管理と管理者委託制度にかかわって特定団体への対応問題、地域全体を総合的に捉えて地域づくりを環境、福祉・医療、仕事・産業、教育の視点でとらえ総合的に計画を組んでいく行政姿勢と担当部署の設置の要望、自衛隊への個人情報提供問題なども話し合われました。多くは引き継いで話し合いことに。終えて相談にのります。
7時ごろ新事務所に帰ります。88歳で亡くなられた、ななくさ利用者だったHさんが安置されている葬儀会場に何人かのスタッフさんたちが偲ぶためにその会場に向かっていました。その気持ちに感謝です。
記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »