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自治体問題研究所の総会と学習会

|12年06月10日 |中島 |

時計草、朝11時ころ

9日の土曜日の朝、いつものようには起きれず7時過ぎに起床。朝風呂に入り、白いご飯の朝食をゆっくりいただきます。息子も連れ合いも出て行ったあと、ゆっくり新聞や書類に目を通します。土曜ならではのテレビもあり、11時まで自宅で過ごします。

事務所に。時計草が綺麗に咲いてました。雑務。この時間帯、女性メンバーの会議があり、終えた竹本さんたちと、京都で開催の第8回地域人権問題研究集会、参加を募ることで話し合い。日帰りでも参加できる人を探して応援してあげてほしい旨伝えたのです。

午後から、春日町の勤労者福祉センター。まずは、その会場付近のダルマやで、冷たいやまかけ蕎麦をいただきです。久し振りでした。やっぱり美味しいのです。

岡山県自治体問題研究所の総会と学習会に参加です。県内の自治体労働者、2008年2月で、正規職員24850人、非正規職員8200人であったものが、2012年1月段階では、正規職員22779人(-2073人)、非正規職員10493人(+2287人)という実態になっている、と。県労議長がビラを配ってくれたので、当方から地域人権問題全国研究集会の簡単なご案内をさせてもらいました。

学習会は、神戸大学教授の岡田章宏さんが、橋下=「大阪維新の会」の行方、と題して講演。わずか4年間で社会現象化した維新の会の動向を振り返り、大阪だけの問題ではなく、民主主義に対峙する新自由主義的地方自治の問題だと捉えて問題を提起されました。特に、「大阪都構想」が途方もない内容なのにリアリティを持つと感じられる現実。同時に、大阪市が無くなるということにを知らないで賛成しているような実態、さらには「州政府」構想とすすむにつけて、彼らの提案は、実は古いかつての焼き直しであることが鮮明になってきている、多様性がある地域から考えれば真逆の提案である、と批判。

教育基本条例などは、会社の上司に逆らわない従順な社員をつくりだす手法であり、徹底した競争至上主義を広げること、これが目標とされている、と背景を分析。人事評価も最低ランクに5%を必ずつくりださなくてはならない相対評価、これも「全体の奉仕者」から首長への服従、という構図になっていると。

人々が「不安」と言うときは、情報が手に入らない時、だと講師はいわれます。そういう時こそ、ワンフレーズ的な言葉に惑われやすいとも。やはり、情報をきちんと提供し、要求をつかみ、話し合い、政策をまとめて実現させていく、地域からの取り組みがこういう事態に対する反撃である、と思ったのです。

記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »

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