地域人権みんなの会・2025年度総会
20日、金曜日。朝、いつものように新事務所へ。黄色いゴミ袋をもってゴミステーションへ。
雑務。後見制度活用を求めている方に会いに行き希望先まで送ります。新事務所に帰り、ななくさの住宅さんに連絡し、来所。本人が2日前に体調が崩れたこと、スタッフのおひとりも体調すぐれずこの日の総会は欠席となったこと、新たな利用者さん候補にこの日面会に行ってくることなどの話しに。
地域人権みんなの会の総会議案に、さらに会計資料を追加して印刷しておきます。昼の会議、岡山県地域人権問題研究集会実行委員会の研究会用の資料も20部ほど用意です。
昼前に民主会館へ。みんなの会の総会をズーム対応してくれる妹尾青年に議案書以外の会計資料を手渡して、ズーム参加者にも見れるように手配してもらいます。
奉還町の喫茶店で定食で昼ご飯。熱々のおかずで全体がちょうど良い分量、これがこの喫茶店を選ぶ決めてです。
再び民主会館へ。岡山県地域人権問題研究集会実行委員会の研究会、第1回の集まりです。9人参加。「第5次岡山県人権政策推進指針」を日本国憲法の視点から批判的に検討すること。この委員会は、来年、2026年2月7日の「研究集会」に向けた準備の一環として位置づけられています。
論議は、指針は日本国憲法に言及し、人権が「侵すことのできない永久の権利として、現在及び将来の国民に与えられる」と規定されていること(第11条)、個人の尊重(第13条)、法の下の平等及び差別の禁止(第14条)を引用していますが、実際の指針の内容には憲法の精神との乖離が見られる。行政の役割が「人権尊重の視点に立った行政」と表現されているものの、「人権を保障する」「実現する」という立憲主義的な行政の本来の役割ではなく、「尊重」に留まる点が問題視されました。指針が、国民の人権意識が「遅れているから差別がある」として、県民への「教育啓発」を中心とする姿勢であることに対し、これは県民を「点検される」側と捉え、本来「点検する」側である県民の主権者としての人権が扱われていないという批判が続きました。
終えてしばし休憩。津山からFさんが汁椀をたくさん運んでくれました。ななくさなどで使ってくれたら、と。スーパーに出向いて食料を買っておきます。母親のアパートに出向き食料を届けておきます。
午後6時半から地域人権みんなの会の25年度通常総会です。63名の会員中、会場に21名、ズーム5名、委任状23名で合わせて49名の参加です。NPO総会2025・議案書
ななくさ、かるがも、だんだんの各事業所から、それぞれ特長ある報告がありました。報告者の皆さんに感謝し、また事例報告の内容はスタッフ全員で取り組んだからこその教訓、スタッフの皆さんの日頃の実践にも感謝します。
終えて、新事務所に。メールなどをチェック。公益社団法人部落問題研究所から月刊誌「人権と部落問題」1000号特集への執筆依頼が届いていました。7月20日までとは、ちょっときついですが、何か事情もあったのだろうと斟酌。快諾のメール返信でした。
9時前に帰宅。この日も遅い夕食でした。
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