団結の勝利、そのあたたかさ
9日、日曜日。早朝の配りものをすませて、朝風呂。Eテレの俳句番組を楽しんで、新事務所へ。
雑務。みんなの家ななくさの住宅さん、来所。利用者さんの個別の話も聞かせてもらいます。
国際交流センターへ。民医連の中四国協議会の学習会。佛教大学社会福祉学の岡崎祐司先生の「地域を起点・基点にした社会保障運動とまちづくり」の講演をききに行きます。1、地域の視点ーなぜ、地域での生活が次第に困難になっているのか、2.社会保障とまちづくり、その基本的関係、3-1.これからの地域づくりで強調されることー地域包括ケアシステム、3-2.これからの地域づくりで強調されること-地域共生社会、地域福祉計画、4.地域福祉とはどういうことか、5.地域の民主主義・人権と民医連運動ー地域ケアシステムや地域福祉づくりに民医連職員集団はどうかかわるのか、6.おわりに、という柱をたてての話でした。
地域福祉とは、地域に福祉の「責任と役割の体系」をつくることであり、これまで「地域の福祉力」と言われてきたが「地域住民の福祉力」が妥当ではないか。その中に、1.地域住民のなかで助け合う力、福祉活動を実践する力、と、2.偏見、排除、差別など福祉に反すること(人権に反すること)をなくす力、克服する力、の二つが必要。2番目の提起は、全解連が地域を捉えて問題を解決する場合に指標としてきた経緯がある、と話されます。
午後、新事務所に帰ります。翌日の会議資料を作成中、成年後見している100歳の女性、Nさんのいる施設から、救急で入院します、すぐ病院に来てください、と言う連絡が。急いて協立病院に走ります。医師からの説明を受けて入院手続きを済ませます。HCUに入られているNさんと面会。少し目をあけられてはいるものの、肩で大きく息をされているのです。
勤労者福祉センターへ。山陽新聞労組の勝利報告集会でした。少し挨拶もさせてもらいました。大勢の新聞労連の全国の仲間の笑顔と眼差し、働く者の団結の温かさを感じるのでした。
記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »