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3年間お借りした運営資金、返済です。

|16年03月10日 |中島 |

9日、水曜日。朝、歩いて新事務所に。

雑務。みんなの家ななくさの住宅さん、早くから来所。2月分の会計綴りや2月分介護保険請求内容の書類を持参です。続いてかつてみんなの家で働いてくれていたAさん来所。みんなの家だんだんの開設時、もう3年も前になりますが、運営資金としてお借りしていたお金を返済させてもらいました。同じく、Iさんにも返済でした。ほんとにありがとうございました、と改めて感謝です。

午後、岡山県民主会館へ。県革新懇の代表世話人会議です。戦争法廃止に向けた県内の取り組みを聞かせてもらいます。この日、おかやまいっぽんの会の代表の方々が、共産党県委員会と社民党県本部を訪問して、参院選での野党統一候補の擁立を要請してきたという動きも聞かせてもらいました。県民、市民の戦争は絶対イヤと声を挙げた反映がこういう形で生きてきていること、実感です。

NPO法人朝日訴訟の会の事務局に立ち寄って会費とカンパを託けます。県人権連の事務所の応接室で人権連事務局のメンバーと懇談です。こちらが思っているほど話は整理できていないこともあり、おいおいと思ったりなのです。

新事務所にかえって、この夜の会議資料を仕上げます。6時から、みんなの家ななくさとみんなの家だんだんの合同事務局会議です。この日は6人会議。やはり年度末の対応、岡山市の指導内容に基づく点検などに時間をかけたのでした。

終えて、「岡山市における介護予防・日常生活支援総合事業について(案)」に対するパブリックコメントを作成です。この日までという条件はクリアできましたが、もっと事前の論議が必要ではないかという思いをしながら、メールでガシャン、でした。以下、その内容です。

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私たちは2006年度から小規模多機能型居宅介護事業所を開設して岡山市の福祉・介護の分野で市民に貢献できればと活動を続けてきました。

2016年2月段階で、3つの小規模多機能ホームで66名が登録されています。そのうち、要支援1と要支援2の方は14名おられます。その方々の日常の在宅生活を現実にみて支援している者からして、その重度化を防ぐためには、専門的な総合力が必要だと感じています。

まずはケアマネが作成する介護計画が大切です。そしての計画に基づき、漫然かつ画一的な支援にならないよう、介護士や看護師などの専門家が力を合わせ、個々人の置かれている状況を確認したうえでのチームケアがとても大切になっています。

それは、通所介護、訪問介護にあっても同じだと思います。

今回の「日常生活支援総合事業」では、「通所」と「訪問」の介護サービスが対象とされていますが、その流れが強まると小規模多機能型居宅介護にかかわっても同じような対応にされていくのではないかと危惧しています。

事業所を運営していて感じるのは、介護度の認定では、要支援1、2から要介護1,2に変わることや、反対に要介護から要支援のレベルに変更になる場合も頻繁に起きているということです。この人たちの対応はどうなるのでしょう。また、区分変更申請をされた人たちの、その結果が出るまでの対応はどうなるのでしょう。そういう新たな心配事も惹起してきます。

これまで通り要支援者のみなさんにも介護保険での「介護予防サービス」が引き続き用意されることがそういう矛盾と危惧をなくすことだと思います。

「介護予防・日常生活支援総合事業」は、利用者の状態・意向を市町村が判断し、介護保険から除外されたサービスになるということは、ボランティアの人たち大きな負担が強いられるのではないかと心配になります。

高齢者一人ひとりが自らの意思で自己実現をはたしていくというかけがえのない人権を守るためにも、「介護サービスの低下」につながるような施策にならないように全力を注いでいただきたいと思います。

記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »

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