29日、金曜日。昭和の日、祝日、ゴールデンウィークの始まりです。

朝、新事務所に。少し肌寒いなか、農園あたりを散歩です。大通りもさすがに車はいつもより少なく、空気も凛としている感じなのです。

雑務。５月１日のメーデーで、岡山短期大学の准教授、山口雪子さんを支援する署名をとりたいと岡崎さんから連絡。つれあいの起恵子さんと盲導犬のリーアムも参加するという話です。メーデー実行委員会事務局に事前連絡を、とお願いでした。

スーパーに出向いて母親の食料を買いだします。はやくもさくらんぼが店頭に並べられています。苺もまだありました。母親のアパートに届けて、その足で西大寺方面に走ります。

後見しているNさんの居た施設に到着です。すぐにこの施設に帰ってこれないことになったので荷物を取り寄せです。思っていたよりかさばる荷物、我が愛車タントにいっぱい積んで帰ります。途中、入院している協立病院に。転院する２日の朝の時間帯にこれない事情を看護師さんに話します。居合わせた担当のお医者さんからも症状を聞かせてもらいます。パジャマを一階の売店で買って、もう一度Nさんの部屋に届けます。

街中の駐車場に車を停めて、西大寺町あたりを歩きます。廣珍軒で酢豚定食をいただきます。隣のお客さん、高齢の女性ですが、五目そば定食のスープ、美味しい、を連発されていて、なじみの店員さんと楽しく近況を話されていました。老舗なんです。

新事務所に帰ります。ちょうど、訪問介護を終えられた、訪問介護ステーション・まんまるの江川さんとバッタリ。まあ、お茶でもどうぞ、と２階に上がります。介護事業所の事務仕事もたいへんだけれど、利用者さんと触れ合うことが楽しいくやりがいです、と話されます。

この日、届いていたメールの中に、与島の磯の釣りポイントの地図がありました。抜けがけで、この日一人でも行ってみるかと思案。結局、断念したのでした。

28日、木曜日。雨の朝です。新事務所に。

雑務。１０時から、みんなの家ななくさ１０周年感謝のつどい、への案内状の送付作業。吉岡、田中の両理事と３人で手書きでの作業です。とりあえず整っていた名簿から６１通を投函の準備が出来ました。手渡しでは、約６０通となっています。住所確認が必要な方々がもう２０通ぐらいありそうです。

昼ご飯は一膳飯屋さんへ。煮鯖をおかずに白いご飯とみそ汁でいただきます。食べ始めた途端、隣のお客が煙草を吸い始めます。副流煙が漂ってきます。直ちに、席替えです。おかみさん、何かあったの、という感じ。タバコがね、と一声唸ると、おかみさん、ああ、と。

午後、勤労者福祉センターに。民主県政をつくるみんなの会、代表委員と事務局合同会議です。幹事会５月を２７日に開催することなどを決めていきます。

新事務所に帰ります。

この日は、みんなの家ななくさ、だんだん、合同の運営推進会議。休みの日にもかかわらず、住宅さん、池田さんが出てきてくれて、その運営にあたっています。ななくさ１０周年のつどいの案内文を渡してもらいました。

その後、新しいスタッフさんの労働条件などのことで話し合いが続きました。

27日、水曜日。朝、新事務所に。コンビニから農園あたりを散歩です。

雑務。みんなの家ななくさの住宅さんと新たなスタッフさんの募集と確保のことなどで話します。

税理士事務所から言われている、３つの事業所会計、２０１５年度決算の上で必要な書面を探します。やっと揃えて、ファックス送信でした。

早めの昼食、歩いて一膳飯屋さんへ。天ぷらそばを注文。できるまでに冷奴をいただきます。

午後、吉岡理事が迎えに来てくれて、訪問看護ステーション・晴（はる）に向かいます。昨年１２月に、NPO法人地域人権みんなの会が主催した「あなたとともに考える人権学習集会」で講演してくれた、赤瀬佳代さんに面談。その講演に加筆してもらい、「あなたとともに考える人権ブックレット№4」として冊子を発行です。発行所は、一般財団法人岡山県民主教育研究会、です。その冊子を遅くなりましたがと届けたのでした。

赤瀬さん、手に取ってくれて喜んでくれました。訪問看護ステーション活動はさらに広がっているようでした。赤瀬さん、メッセンジャーナースとして普及に努めているようで、提唱者の村松静子先生監修の「メッセンジャーナース　看護の本質に迫る」という本にも寄稿されていました。３つの事業所にもどうぞと、いただいてきました。

事務所にかえって来てしばし、県商工団体連合会のFさん来所。魚が好物のFさん、万代という魚屋さんで、大きなアジが１０００円少しこえたという話も。倉敷民商弾圧の裁判闘争、被告とされている人たちの頑張り、全国的支援の広がりなども聞かせてもらいます。

夕方、みんなの家ななくさ、だんだんの合同の家族会を終えて、住宅さんが報告に来てくれました。この日、ハローワークからのスタッフ紹介もあり、早々に会うことが出来た、ということも。少し中期的に事業展開を考えることも話し合ったのでした。

２６日、火曜日。朝、新事務所に。コンビニに歩き、民主会館経由で帰ってきます。届いている書類などを持ち帰ります。

雑務。届いていたメールのなかに岡山短期大学の山口雪子准教授の訴訟を支援する会、２３日に開かれた内容のことがありました。発信してくれた岡崎茂明さんから電話が届きます。

みんなの家ななくさの住宅さん来所。２０１５年度決算にかかわる書類の整備などで話します。

事務所で昼食。２４日の震災支援バザーで買って冷蔵庫に入れていた鯖寿司をいただきます。吸物として、岩手県宮古市の田老漁協の「磯とろ」がとても美味しいのでした。

午後、県立図書館へ。借りていた本、４冊を返して３冊だけ借りてきました。

後見しているNさんの件で、現在入院している協立病院の看護師さん、帰る予定にしていた中央福祉会のさくら苑のケースワーカーさんから、それぞれ連絡が届きます。結局、東中央病院に転院ということになりました。

夕方、事務所に帰ります。借りてきた本、２時間ほど読んで、頭のリフレッシュでした。

25日、月曜日。朝、新事務所に。

雑務。そして、事務所の流し台を整理です。使っていないものはなるべく捨てることが一番、と改めて感じます。新しいモップを使ってトイレの掃除も。

みんなの家ななくさの住宅さん、新品のコップを持参して来所。だんだんの末長さんもきて、月曜日の朝の意思統一。岡山市の「行方不明高齢者さがしてメール」事業のことなども話題になり、利用者さんが万が一徘徊してしまった場合の対応マニュアル、その岡山市の事業も取り入れて具体化することに。

１０時に、岡山地方裁判所に。倉敷民商の禰屋さんの第１７回目の公判です。裁判長が、江見健一さんiに交代となったので、改めて禰屋さん本人が意見陳述。明確に、私は無実です、という言葉に、怒りも含めて、決して弾圧に負けないぞという力がこもっていると感じます。そして、決して法人税法違反、税理士法違反でないという内容を、谷弁護士さんたちが理路整然と述べていきます。

公園での報告集会にも参加です。則武弁護士からこの日の裁判進行の内容が説明されます。県外から来られた方々から激励が続きます。組織弾圧に対する憤りも。関西勤労者教育協会の中田進先生も兵庫県での集会で、今最高裁でたたかっている須増さんの娘さんと出会って感激した、という話も。

遅くなった昼ご飯は、帰り道の吉野家さんで、牛すき鍋膳を。ご飯はあまり食べない方が良いとアドバイスもらつたばかりですが、美味しいので完食です。

午後、みんなの家ななくさ１０周年記念行事の打ち合わせ。肝心の案内文と封筒の印刷が間に合わず、短時間でしめます。

その後、この日昼過ぎにケースワーカーさんから連絡があった、協立病院へ走り後見しているNさんと面会。看護師さんから、退院は少し延ばします、東中央病院へ転院という流れになっています、と説明を受けます。

岡南大橋を渡って、５時ごろ、みんなの家かるがもに到着。自損事故という報が入り、その本人は大丈夫かと顔を見ておきたかったのです。

新事務所に帰ります。昼間にあわなかった、ななくさ１０年の案内文セットの原文が民主会館から届けられています。校正。訂正しなければならないところがいっぱい。うーむ、と考えるのでした。

暗くなってから、住宅さん、来所。この日が最期の利用日になったFさん、サービス付き高齢者専用賃貸住宅に行かれるとのこと。本人は決して喜んでいない、と言われます。これも、自分がそうなったときのことを想像して、うーむと考えさせられたのでした。

24日、日曜日。朝、４時に起床。早朝の配達物をすませます。朝風呂などで身支度を整え、歩いて新事務所に。

雑務。そして８時過ぎて、前日作ったサンドイッチなどを携えて桑田町のシティホテルに。岩手県宮古市から来てくれた里木さん、愛車タントに乗ってもらいます。民主会館へたちより館を見てもらい、どういう運営をしているのか説明です。そして、みんなの家だんだんにも。

岡山県労働福祉事業会館へ。岡山県地域人権運動連絡協議会の第１３回定期総会です。会場では、震災支援のバザーの諸準備中です。

９時半から総会がはじまります。人権連の背景にある人権と連帯の視点、だからこそ被災者支援を続けてきてこれたのではないか、引き続き貧困と格差の是正にむけてとりくみを強めましょうと挨拶です。岡山県の県民生活部次長の小林さん、県会議員の森脇ひさきさん、岡山県障害者の生活と権利を守る連絡協議会の吉野事務局長、岡山県生活と健康を守る会連合会の大西会長さんたちから祝辞をいただきます。

熊本地震への支援に全力をあげよう、と特別決議も採択でした。

宮古市の里木さんから、パワーポイントを使って、東日本震災復興への取り組みを経験してきたことから見えてくる、あるいは考えさせられた、震災への支援のあり方などを聞かせてもらいました。特に熊本地震への政府の対応、激甚災害指定の遅れなど、その緩慢さなども厳しく指摘。こころの復興、という視点から、災害公営住宅での「茶話会」を開いている宮古市の取り組みなどは、今はどこの地域でも日常的に必要なものではないかな、などと地域づくりの視点から聞かせてもらいました。

そのあとのバザー、盛況でした。みんなの家の池田さんのおこわ、青木さんの餡餅、人権連会員手作りの、いなりずし、鯛めし、サンドイッチ、そして美味しいと評判なので業者さんから仕入れた、鯖寿司、巻きずしなどの食料品は完売。

津山市内の福祉施設がつくる、たい焼きやパン、青年たちが広島市福島から仕入れてきた、せんじがら、宮古市から取り寄せた昆布類の食品などもとても好評でした。旬のたけのこ、鞄や洋服などの日用品も多くの人が手に取っておられました。