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福祉のまちづくり、楽しい展開を

|13年01月28日 |中島 |

  日比野正巳先生の講演

27日の日曜日、早朝の配り物をすませ、自宅で白いご飯、前夜にたいたご飯を電子レンジで温め直すのですが、それとみそ汁などで朝食です。歩いて事務所に。途中、ななくさ、に東京から帰ってきたよ、と顔をのぞかせます。

事務所で雑務。9時30分からは、吉野先生、菅木さん、タイム工芸の坪井さん、との人権ブックレットの再校正。合間に、人権連の女性班の集まりに挨拶をさせてもらいに3階に上がります。

午後、バタバタと昼食。シージャックという回転ずしですませます。そして高島公民館での「障害者の人権を考える学習講座」に参加です。岡崎茂明さんと起恵子さん夫妻や倉敷の渡辺さん、岡山の海山さんなど、昨年舞鶴に旅した視覚障害者のメンバーの面々も参加されています。

話題提供は、岡山県の保健福祉部障害福祉課の職員の方、倉敷の渡辺さん、岡山医療生協の石塚さんの3人。講演は日比野正巳さん(長崎純心大学大学院教授)から「福祉のまちづくりとバリア・フリー・デザイン」と題して。

福祉のまちづくりの視点として、人間、空間、時間、この3つの力を組み合わせる観点が必要と。食事介助のとき、介助される方はどこを向いているか、その視線の先にあるのが、壁か海かで大違い、という空間の力。朝、昼、夜、そして春夏秋冬の、時間の力、その上に人間の力を、という指摘です。幸福になるには、笑うこと、と何回も強調されます。

そして、プラス思考を言葉の上でも大切にしたい、と。「方向音痴でこまる」という捉え方より「知らないところに行けていいわね」、という発想の転換。おむつ交換のとき、「くさいわ」ではなく「きれいにしましょう」という言葉の大切さ。ー(マイナス)を聞いて+(プラス)を知る、この発想が、障害者をバリア・フリー・デザイナーと捉えるべき、ということに凝縮されているように、私には聞こえてきました。

終えて、医療生協の石塚さんに、「高齢者にやさしいまちチェック」のとりくみについて、ゆっくり聞かせてほしいと要請。その後、事業所のことなどで相談が続きました。

記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »

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