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施設と嵐山へ、京都

|10年11月29日 |中島 |

28日、京都九条の集会所で目を覚まします。10数人が一緒に床に座って、用意してくれた、白米とインスタントの味噌汁、キムチ、ニンジンの漬物、などで朝ごはん。

丹波マンガン抗記念館に行かれる方々を見送ってから、介護施設の視察。日曜日でお休みのデイサービス施設は外観を。ここは、在日韓国人高齢者への生活支援も重点に置いていました。もうひとつは、「故郷の家」。社会福祉法人こころの家族、が運営している総合施設です。新型特養100名、ケアハウス40名(うち介護つき20名)ショートトステイ20名をメインにした立派なもの。案内・説明してくださった男性の施設長さん、予約なしの私たちにも親切な方でした。在日韓国人の方の利用、ケアハウスは90%を占めているが、特養は45%で、55%は日本人。利用料と家庭の資力が反映しているとのことでした。建設費24億円、寄付文化が息づいている韓国社会の援助があってからこその実現でもあるといわれていました。理念がしっかりしていることが、人の気持ちを動かす原動力、このところは、何事も一緒だと頷き合いました。

午後から、嵐山へ。ここも初めて。しかし、すごい人、人。有名な湯とうふのお店は1時間半待ち。歩きまわってやっと、食事が出来ました。

渡月橋は、ありの行列を想起させます。宝厳院のお庭に500円払って入場。それだけの値打ちはあります。紅葉がほんとうに美しい。

京都駅でも人波にもまれながら、岡山に着いたのが6時半ごろ。身体は疲れましたが、胸の内は充実感。さあーて、翌日の準備だ、と早寝でした。

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Y・Bバンド、ロックを初めて体験

|10年11月29日 |中島 |

27日の土曜日、事務所に。午前中は、県人権の拡大女性委員会に参加です。メインは、女性班長の竹本桂子さんが、地域人権運動と女性の役割について話されます。地元の住民の置かれている現状と孤立する人を一人でもなくしていこうとする運動の役割を具体的に話されていきました。途中、じゅうぶんに手が届かなかった方の自死の場面では、話す本人も涙が止まりません。組織と地域のネットワークの大切さを強調されていました。

昼から、新幹線で京都まで。韓国商工会のYさんと二人連れの旅です。目的は、かつて岡山に赴任していて、今は韓国の高校の先生をされているFさんたちとの話し合い。この方たちは、かつての強制労働の丹波マンガン抗の記念館を維持運営していくために支援されています。

時間があるので、当方の希望で、清水寺に。坂という坂は人でぎっしり埋まっています。すすむのに大変です。かつて1度だけ行った記憶がありましたが、舞台の懐の深さ、その懐にある赤い木々、などに感嘆でした。

にねん坂、いちねん坂、などは初めて歩きました。100年の歴史がある洋館でコーヒーを飲んだり、道沿いのお店でみたらし団子の買い食いなど、人波に洗われながらもゆったりとした時間です。

夜は、京都会館へ。となりの岡崎公会堂で全国水平社創立記念碑にもご挨拶を。京都会館では、目的のF先生と再会。Fさんは、チャリティーコンサートに入れとしきりに勧めます。ロックです。悩みましたが、聴きました。韓国のトップだというY・Bバンド。全くの無償で、ロンドン、ソウル経由で寝る間もなく強行日程で来たという説明に、心動かされたのです。

2時間余り、若者のキャーという歓声とバンドの引き出す激しい音響、大きな声のロック会場に居たこと自体が、人生で初めの終わりの体験。この会場は、部落問題夏季講座や水平社記念集会など、かたい課題で良く来たところ、だと思い起こすと、不思議な気持ちに身体が包まれます。

終えて、F先生とFさんの教え子のソウル大学学生、Yさん、当方で食事。終えて、夜中に九条の方に向かい、やっとの思いで集会所に辿り着きます。2時半までまたアルコールを介して国際交流。2段ベッドで寝かせてもらいましたが、いびきと歯ぎしりで6時前には意を決してこっそり起き出し、朝の散歩でした。

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