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38歳の俳優、有馬理恵さんに励まされた

|10年11月4日 |中島 |

3日、7時頃にスポーツ公園へ。スタジアムの入口があいていて、写真をパチリ。30分の散歩を済ませて公園を出ていくときには、入口に長い車の行列。競技大会があるようです。

事務所で午前中、雑務。ななくさに保険協会から届いた個人宛の親展を届けに行って、管理者の住宅Mさんと立話。入院中の慎ちゃんの回復状況も。自転車に乗って、奉還町の中華そば屋「丸天・西口店」に。もやしそば600円をいただきます。その足で、天神町の県総合福祉会館へ。「11・3憲法公布記念のつどい」です。三戸さん、池田さん、長田さん、19歳の新人竹永君などNPOみんなの会のメンバーも。

集会は、岡山大学職員合唱団が「ビリーブ」「TOMORROW」「空飛ぶうさぎ」を気持ちよくうたいます。最近、歌は心を揺り動かす体験をしている最中だけに、その歌詞にも心が動きます。そして、俳優座俳優で日本平和委員会代表理事の有馬理恵さんが「おしばいとおはなし」を。演題が、差別と戦争をなくすために、副題として、ふるえるような怒りの奥底にすがるような生命の願いがあった、というもの。

水上勉原作の「釈迦内柩唄」の一人芝居をダイジェスト版で演じた有馬さん。聴衆の耳目を集中させていきます。和歌山市の父母の生い立ちや祖父の戦争加害の体験を話しながら、「私のなかに天使と悪魔がいて悪魔が勝ち続けていた」と言った祖父の言葉で「差別の元凶」にも思いが馳せて「天使を勝たせ続ける生き方を選んだ」と。そして、フィリピンの日本軍「慰安婦」のロラマシンさんの思いにつながる演劇も披露されました。「決して差別を許さない」という人生を生きるという話の中で、人権連、という名称もよどみなく彼女の口から出てきました。

終えてから、西口で有馬さんを囲んで懇親会。参加したメンバーは、イラクで人質になった経験をもつ郡山さんとの出会い、平和と連帯につながる話題などをつうじて、38歳の人生丸ごとイキイキとたたかいながら楽しんでいる彼女の発散するエネルギーに包まれていました。

記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »

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