ななくさだより、№40.
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6日、歩いて事務所に。この日は、県人権連の常任幹事会。年末までの諸日程、来年5月開催予定の総会の内容なども論議します。諸準備が整理良くされていて、久しぶりにスムーズに進みます。
午後は、駅前まで自転車で向かいます。途中、「ハチの巣」でハヤシライス。ここのデミグラスソースが美味しいのです。駅前は、サンピーチ、県社会保障推進会議の学習会です。朝日訴訟判決50周年記念集会を兼ねた「国保改善運動シンポジウム」。久しぶりにあった福木さんの横に座ります。監事をしてもらっているので、NPOみんなの会のビラを参加者に配ってもらいました。
立正大学の芝田英昭教授が、生存権と国保改善運動、と題して講演。無縁社会の恐怖は高齢者だけでなく、乳幼児の行方不明を生み出している、再分配後の貧困率はOECD諸国のなかで日本が一番、社会保障が機能していない、などと現状を指摘していきます。そして、経済産業省などの方向の中に、市民、NPOだけでなく、企業もいれた経済活動を「新しい公共」としていることに注意がいる、と指摘。国保については、無職者と被用者の割合が増えてきているなど加入者の職業別の推移を示し、公費負担の割合を増やすこと以外に道はない、とも。
4人家族で200万所得の保険料を示して、可処分所得は100万円しかない、保険証があっても3割の自己負担が重くて医療機関にかかれない状況に陥る、それで子供が守れるか、などとも。助け合い、互助制度でなく、改めて社会保障として位置づけて行くことが重要と強調しました。
岡山市社会保障推進会議などから、改善運動に取り組んでいる状況も報告。終えて、猶原さんに声をかけようとしたら居ない。下におりて、福木さん、明石さんとお茶でも、と懇談。赤坂県議も食事にこられ、選挙の状況も聞かせてもらいました。
事務所に戻って、自宅に外泊で帰っているはずの住宅慎ちゃんに電話。孫たちの声が聞こえてきて、家庭でリラックスできている様子がうかがえて一安心。
我が家でも夕方から、孫や母親も自宅にきて、恒例のすき焼きでビールをいただきました。一句出来ました、「痛むむね、孫に癒され、空を見る」。
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