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菜の花の沖縄日記

|22年03月27日 |中島 |

26日、土曜日。4時半起床。朝風呂で身支度、池の鳥たちにパンを投げ入れてやります。数日ぶりに鯉の姿も確認です。運動公園へ。40分ほどのコース歩きます。

新事務所へ。雑務。みんなの家ななくさの住宅さん、来所。この日の夕方は、2021年度ななくさ総括会議。その準備状況などを聴かせてもらいます。2006年7月のななくさ開設から16年をむかえるこの時期だけに、開設前の準備、遡って当時の全解連組織の財政的自立にむけて取り組むことの困難さを乗り越えるの集団的な気概、福祉事業に着手する意義、NPO法人としての位置づけ、地域住民運動を通じての人的なつながりなど、改めて思い起こした話になります。

午後、民主会館へ。人権岡山(地域人権運動岡山市連絡会)主催の、人権と文化のつどい、今回は映画「ちむぐりさ〜菜の花の沖縄日記」の上映会が民主会館でおこなわれました。この日一日で3回上映の企画。その上映の参加予約が少ない、という3回目に参加です。菜の花という実名の若き女性が沖縄問題で実感したことがドキュメンタリー映画の素です。菜の花さん、輝いていました。三線でつま弾くメロディー、50数年前に流行った、フォーククルセザーズの「悲しくてやりきれない」にそっくりなんだ、と。1960年代の若者に共通なのが、「悲しさ」。この日の朝、ラジオからかかってきた『真夜中のギター』も、悲しい、がメイン。菜の花さんにも共通のものがあるように思いました。乗り越えていくために、社会の動きで「自分」を変えらてしまうことは絶対譲れない、そのためにも、動く、ことが大切だと訴えているようでした。「空飛ぶ車いす・・沖縄の旅」は2019年11月。辺野古の海にも行きました。埋め立て反対の座り込みの目の前にいき応援もしてきました。それより前の2016年1月の宜野湾市の市長選挙に出向いて、当時翁長知事の演説を間近に聞きました。この日の映画は、そんなことも思い起こさせてくれました。

終えて、母親のアパートへ走り、芋粥などを手渡します。新事務所に帰り、しばし大相撲を見ながら待機。6時に、みんなの家ななくさに出向きます。2021年度総括会議です。ほぼ全員、20名ほどのスタッフさんたちが参加してくれています。日頃からの連携した取り組みが会議の雰囲気にもよく表れていました。特に利用者さんへそれぞれのやり方で寄り添っていく、介護や生活支援は、ヒヤリ・ハットの経験もみんなのものにして質を高めていこうとする姿勢、スタッフ間で個性を大切にリスペクトしようという姿勢が各自にみられるのが、特長でした。

帰ると9時前、土曜は寅さん、はもう終わりの時間です。いただいた弁当を肴に、独歩のビールなどで、少し疲れた頭と体を癒すのでした。

 

記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »

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