地域人権問題全国研究集会について
15日、金曜日。朝、いつものように朝風呂で身支度。池の鴨たちにパンを投げ入れてやります。
新事務所へ。雑務。県人権連の吉岡事務局長、来所。前日の津山市での人権連会員学習会のことについて聞かせてもらいます。この日は、みんなの家の給料日。彼には、かるがもに走ってもらいます。
午後、民主会館へ。第16回地域人権問題全国研究集会・第5回岡山県実行員会です。19人の参加です。小畑実行委員長があいさつ。ーー 安倍=菅政治の背景に、主権者である国民を自らの権力維持のための単なる統治と管理の対象としか見ない、「新自由主義」政策があることは言うまでもありません。それゆえ、それに対抗する私たちの政治の基本は「政治を主権者である私たち一人ひとりの手にとりもどそう」となるはずです。その際、「人権」と「地域」、すなわち、「基本的人権」と「住民自治」は必須の視点となります。残念ながら当面、大規模な研究集会の開催は難しいとしても、個人や小規模な集団で、新型コロナ問題で露わになった安倍=菅政治の特徴についての観察と分析を続けていくことが求められています。そうした個人や集団の観察と分析の成果を持ち寄って、「人権」と「地域」を基本視点に検討する研究集会をなるべく早く開催できることを心から願っている次第です。ーーと。
吉岡事務局長から、岡山県実行委員会事務局としての実行委員会への提案として、
2020年11月6、7日予定の第16回地域人権問題全国研究集会(岡山開催)は、新型コロナ感染拡大による自粛の広がりなどもあり、1年以上延期が決定されました。参加要請諸団体との関係もあり、今年の開催の可否について早々に結論を得なければならないため、昨年11月30日(第6回)と12月24日(第7回)の事務局会議で検討をいたしました。その結果、(1)第16回全国研究集会は中止すること、あわせて、(2)第16回集会の岡山開催はいったん白紙に戻し全国人権連に開催地の再検討を要請すること、の2点で合意いたしました。以上2点につき、実行委員会での議論を、と。
質疑では、参加構成団体での諸集会の持ち方などを聞かせてもらいます。やはり、現段階では全国的な会議はオンラインのようです。大集会はどうするかこれから検討、という状況の様子でした。ウェブ会議の検討もされたのかという質問もあり、オンラインでやれる体制作りも必要ではという意見も。参加対象の方たちからの視点、主催するこちらの対応力なども含めた意見も出し合われ、事務局提案を了とすることになりました。
終えて、新事務所に。この日は3つの事業所のケアマネさんたちの会議です。それを終えて、個別にケアマネさんと話し合いでした。
5時過ぎ、みんなの家ななくさの住宅さんから電話。この日、オンラインで民医連の認知症対策懇談会に参加してみたよ、という内容。6人ほどの会議、特に若年性認知症の方たちの介護についてよく意見を求められたようです。初めてオンラインを通じての会議ならではの高揚感もあったようで、新しいことに挑戦することはやはり良いことだ、私たちもまずは会議からでも慣れていかなくては、と思うのでした。
記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »