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自立支援法違憲訴訟・基本合意から15年

|25年05月17日 |中島 |

15日、木曜日。朝風呂で身支度。いつものように新事務所へ。

雑務。みんなの家ななくさの住宅さん、来所。国保連請求にかかわって請求事務をする人とケアマネさんとの連携の課題などの話も。翌日に主治医の検査を受けることになったときき、それはよい判断です、などと。この日は、スタッフさんたちへの給料日。事務局の安田さんと吉岡理事にお願いしておきます。

みんなの家だんだんの利用者さんで、2019年12月に広島高裁岡山支部で勝利を確定させた浅田さん宅に走ります。その裁判は、岡山市に対して「65歳で障害者を差別するな」、具体的には「浅田さんが65歳になる以前は障害者自立支援法に基づく重度訪問介護を受けていた。岡山市は、65歳以上の障害者は介護保険申請をしなければ支援法に基づく給付を受けることはできないということを理由として,支援法に基づく給付を一切行わないと決定したのに対し,その取り消しと慰謝料の支払いを求めた」ものです。2019年3月の岡山地裁判決につづき高裁でも勝利して、確定しました。

浅田さんの裁判にかける思いは「全国の仲間たちが、障害者自立支援法訴訟を起こして低所得者の1割個人負担を撤廃させました。なのに、65歳になると無理やり介護保険に切り替えられるのは不平等で差別です。せっかく、71人の仲間ががんばって勝ち取ったことを無駄にはしたくはありません。」に表れています。

浅田さんから、その障害者自立支援法違憲訴訟と基本合意15周年記念をしてフォーラムが6月2日に行われるとチラシをいただきました。基本合意15周年記念フォーラム・チラシ尊厳ある暮らしをめざして基本合意のこれまでとこれから、という内容のようです。主催は障害者自立支援法違憲訴訟団、後援に厚生労働省・こども家庭庁と記されています。千葉市での同じ内容の裁判、天海訴訟で奮闘されている坂本千花弁護士もパネラーのおひとりです。

帰り道、東川原のコープのお店に。イチゴなど食料品を手に入れておきます。卵や手羽先など鶏肉のお店にも走ります。中島青年が入院している協立病院へ出向いてイチゴを届けます。翌日退院が正式に決まったようでひと安心です。

買い物したものを自宅に持ち帰って、母親に果物などを届けて新事務所に帰ります。夕方、相談もあり外食でした。

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