朝日訴訟の会・第13回総会
17日、土曜日。またも二度寝になってしまい朝7時に起床。それでも池の鴨たちにはパンを投げ入れてやり、8時過ぎに新事務所へ。
雑務。午前中はなにかと資料に目をとおします。問いかけがあったことにこたえる準備をするために、吉野源三郎著「君たちはどう生きる」(マガジンハウス発行)をばらばらと全体をななめよみ。
早めの昼食、冷凍のお好み焼きを温めて済ませます。
午後、勤労者福祉センターへ。NPO法人朝日訴訟の会の第13回総会です。会長の則武透弁護士が、学生・青年たちに社会問題への関心をいかにすれば呼び起こせるか、と問いかけも含めた開会のあいさつ。
佛教大学教授の鈴木勉氏が記念講演、「憲法25条を活かした社会を実現するために・・・朝日訴訟から学ぶ・・・」が演題。当時の学生が自主的に堀木ゼミなどと学習活動を展開していた堀木訴訟の支援運動を通じて社会保障の分野に進んだ経験をまず話され自己紹介。朝日訴訟の最大の貢献は、「貧しさは恥ではないが、貧しさと闘わないことは恥である」という言葉に象徴される、とも話されます。
総会では、川谷事務局長が事業報告、新年度事業計画書をそれぞれ会計も含めて報告と提案。浅田裁判、年金裁判、生存権裁判を闘っているひとたちからの発言が続きます。
浅田達雄さんを支える会の吉野事務局長は、浅田さんの青年時代からの生活に視点を置き説明、浅田さん自身が、前を向いて生きていく自己実現の要求と社会を進歩させようという願いを実践する中で、当時の青年たちから心を込めた支援を受けてきたという事実を述懐。介護サービスすべてを拒否された65歳障害者問題での裁判、その判決が3月14日に岡山地裁であるのでぜひ傍聴も含めたご支援を、と訴えられました。
終えて新事務所に帰ります。夕方7時からは、福祉交流プラザ三友に。国道180号線の都市計画道路に関わっての町内対象の説明会、第2回目です。大勢の人たちが参加されています。前回の説明会で出された要望をある面取り入れた第2次案が書面と映像で説明されます。
土地と家屋の補償などについて、対象となる人たちへの説明など、さらにきちんとやってほしい、10数年後の町内の人口構成、予測される状況を教えてほしい、街づくりの観点での対応を岡山市として窓口をもってほしい、バス停の位置、本線への出入りする側道部分の道幅は適当なのか、関西高校前の踏切への対応は、などと質問や意見がたくさん出されました。
終えて9時半ごろ帰宅。遅めの夕食、軽くビールでしめたのでした。
記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »