信託制度の学習会
10日、土曜日。雨の朝、いつものように池にパンを投げ入れてやってから自宅を出発、コンビニで牛乳などを仕入れてから新事務所へ。
雑務。みんなの家ななくさの住宅さん、来所。香山リカさんが1面に大きく載っている革新懇ニュースを見せて、同じ齢らしいよ、と伝え、9条改憲反対の声を挙げていることに共鳴です。香山さんが、自由律俳句の住宅顕信を世に送り出した人、というイメージを共有しているのです。顕信はななくさの住宅さんと同級生、4つ葉のクローバーの想い出もあるようです。
中区の林病院・ひまわりホールへ。林友の会が主催、「信託制度」学習会に参加です。一般社団法人・岡山相続支援協会の専務理事、梶野雅章さんが講師です。以下、質疑応答も含めて学習した内容です。
信託には、信託銀行などが扱う商事信託と、家族信託のような民事信託がある。商事信託には金融庁が監督・指導するが、民事信託にはそういう監督庁などはない。ちなみに信託銀行は受託者として業を行うもの。たとえば、特定贈与信託という6000万円まで非課税の制度もある。
家族信託の基本は、委託者の父親の亡きあと、障害のあるこどもの財産管理の負担をなくすこと、そして、そのこどもさんが現在と変わらぬ生活をおくれるようにすること、そのために家族の一員を受託者として、信託契約を締結する、ということ。
信託契約した委託者の財産は亡くなったあと相続対象にはならない、信託対象以外は相続対象として分割協議にかけられる、というものでした。
成年後見制度だけでは不十分な事態が増えてきているようで、「家族信託プラス任意後見制度」の活用が増えてきている、と講師は話されていました。
終えて、新事務所に帰ります。冷凍のえび飯を温めて昼ご飯。
午後、I整形外科に走ります。雨のせいで患者さんは思ったほどはいなくて、すぐに名前をよんでくれて治療。首と腰の牽引、2週間分の薬をいただいて帰ります。少し休憩です。
夕方、税の自主計算で来客、少しアドバイス、でした。
7時過ぎに帰宅。土曜は寅さん、満男君の青春時代がつづきます。甘酸っぱい、今だからそういえるそんな時代のこと、思い起こしながら、サバ缶を入れた野菜鍋で軽めのビールでした。
記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »