|15年12月11日 |中島 |
10日、木曜日。朝、新事務所に。コンビニまで歩いて、バナナや卵などの食材を手に入れます。
お米を鍋で炊いて、お粥をつくりながらの雑務。みんなの家ななくさの住宅さん来所。前日に続き、スタッフさんから届いた年末調整用の用紙を持参です。入院している利用者さん、成年後見制度を活用している利用者さんの終活的な内容なども聞かせてもらいます。
林病院へ。患者中心の病院づくり委員会の院内ラウンドです。3人で、意見箱などを投書を回収、施設の傷みや汚れなどを中心に患者さんたちの立場になって点検し、運営に意見を反映させていくという任務です。終えてから短時間、林友の会の事務所で懇談でした。
少し遅めの昼ご飯、吉野家さんの牛すき鍋膳を。この間のお粥から、久しぶりに白いご飯をいただきでした。
午後、民主会館へ。前日申し込まれたのですが、新聞記者さんが来館されて県政にかかわる話合い。自らの考えをきちんともっておられて、自分の言葉示せる立場の人だと感じました。ありがたい懇談でした。
夕方、雨の中、車を走らせて中区の施設に。保佐しているMさんの介護保険認定更新の場に立ち会いです。まだ若い女性の認定員の方、聞き取りやすい良い説明と柔らかく話をされるその仕方に共感を覚えます。
6時過ぎて新事務所にかえって来ます。市民劇場の夜の観賞日でしたが、雨の中またあの混雑する道路を走るのかと思うと、今日はやめた、という気持ちに。事務所でごそごそしていると、保佐しているMさんから、ありがとうの電話が。スタッフの人からは労災申請のことでの連絡も。
自宅帰って、連れ合いが用意してくれたおでんで一人の夕食。それもおつなもの。連れ合いは忘年会、息子は市民劇場、のようでした。
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|15年12月10日 |中島 |
9日、水曜日。朝、新事務所に。この日もレトルトのお粥さんを温めて朝食です。
雑務。午後の会議のために、第4次・県人権政策推進指針・素案を読み込んでいきます。途中、みんなの家ななくさの住宅さん来所。現段階でスタッフから届いている年末調整用の書類など持参です。まだ、マイナンバー「通知カード」が届いていない人も結構いる、との話に。
早めの昼食、前日に続いてイオンモールの6階に。やはりお粥さんで、生姜いりサムゲタンお粥、というもの。その大盛、それにミニ肉まんをつけてもらいます。3分がゆ程度なのでまだ食べたらない感じです。
新事務所にかえって、しばし休憩後、民主会館へ歩きます。県人権政策推進指針・素案に対する意見交流会です。小畑隆資先生にも参加いただきました。県人権連から吉岡事務局長が提案。指針の背景、理念、個別人権課題、全体を通して、などの柱でそれぞれ課題を提起でした。論議された主な点は、
基本的人権を保障する憲法の条文は、第1次、第2次指針で記載されていたように第4次で復活したが、すぐ、14条の平等権だけを中心にしか人権を語らない内容になっている。
行政が県民の人権を侵害しないというたちば、これ自体に触れていなくて、人権は私人間の「差別」問題、というレベルでの捉え方を意図的にして貫いている。
行政の役割についての記述も、一般職員レベルでの研修、日常業務時での人権を大切にしようという構えなどを説いてはいるが、そのトップたる人たちの人権にかかわる姿勢が示されていない。
県人権政策指針が策定されて15年経過するが、その中で県民の人権にどのように寄与したのか、その課題は何なのかが総括されていない中での新たな第4次指針の提案は空疎なものとなる。
分野別の同和問題の項での記述は、前回指針と変わらず、部落問題が実態として無くなっている段階の到達度を無視し、誘導的な県民意識調査での一部の結果を事案の背景としている点は、自己矛盾そのものと言える。
労働者の項の扱いも、労働者の人権を守るべき法規などを具体的に適用している取り組みなどは軽視され、記載の多くがパワハラなどの課題に集中しているなど偏りが歴然としている。それ以外にも、教育にかかわる課題なども出し合われました。
この指針・素案にたいするパブリックコメントの締切日は14日となっています。
夕方、みんなの家かるがもに走ります。12月度の事務局会議です。やはり、利用者さんのこと、その最善としての対応はどうなのか、などが話し合われたのでした。
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|15年12月9日 |中島 |
8日、火曜日。朝、目覚ましが鳴ってから40分も二度寝の後の起床。朝風呂、身支度を急ぎます。
新事務所に。雑務。まだお腹の調子は不安定。朝ごはん、やはりお粥です。
9時前に、みんなの家ななくさの新人スタッフ、Tさん来所。愛車タントで岡山商工会議所へ。7階のジョブ・カードセンターに出向いて、担当の方にTさんを紹介。当方はロビーで待機。30分ほどの面接をしてもらったTさん、アドバイザーの方と一緒にロビーへ。良い評価をいただいたようです。
新事務所にかえります。銀行や信用金庫に出向いて、後見している二人の通帳の記帳、保佐しているMさんの施設利用料の現金引き出し等を済ませて事務所に帰ります。
明石さん来所。前日行われた広島高裁岡山支部での倉敷民商弾圧事件の公判内容などを聞かせてもらいます。戦争法廃止に向けた12日の「いっぽんの会」、総がかり実行委員会のとりくみ状況なども。
昼ご飯、美味しくお粥を食べさせてくれるお店、どこにあったかと思案。車でイオンモールに出向き、6階に。「黄色のお粥」、カボチャで色づけ、味付けをしたお粥さんをいただきです。イオン内の本屋さんで文庫本を買って、自宅に帰ります。少し横になって休憩です。
夕方、保佐しているMさんの居る施設に走ります。利用料を支払います。Mさんの部屋を訪ねましたが留守。会わずに帰ります。生活と健康を守る会の事務所に。民主県政をつくるみんなの会のこと、県に要求している公営住宅問題とその話し合いのこと、などで打ち合わせでした。
新事務所に帰って、JR備前三門駅から岡山駅に。この日は、みんなの家かるがもの、管理者などをつとめてくれた青木さんの送別会兼忘年会です。着物姿が場を落ち着かせて同時に華やかにもしてくれます。当方、お腹具合を気にしながらも少し、アルコールもいただきました。青木さんの献身的な役割とそのご苦労に感謝、同時にスタッフの皆さんに一年間ありがとうの想いで話させてもらいました。
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|15年12月8日 |中島 |
7日、月曜日。朝、お腹の痛みに何回もトイレに駆け込みます。朝風呂に入り、身支度をして新事務所に。
雑務。レトルトのお粥を温めて朝ごはんです。この日、訪問する予定の施設、後見しているYさんがいる瀬戸内市の施設ですが、電話を入れて、体調のことを話して延期してもらいます。
9時前に、みんなの家かるがもの吉永さん来所。休みの日になっていた住宅さんも続いて来所。12月度の管理者会議です。かるがもは6年で行政に届ける更新申請にむけての準備、ななくさは来年7月で10年を迎える企画の構想なども論議になります。
せいきょう駅元診療所に車で向かいます。診察を受けて、急性腸炎と診断です。帰りに、スーパーに立ち寄り、白いご飯と少しのおかずを買って事務所にかえります。ご飯を鍋に入れてお粥に。そして、処方してくれた薬を飲みます。しかし、何回もトイレに。
3時過ぎ、自宅にかえって横になります。洗浄機がついてるトイレ、これが一番の理由です。
夕方、「みんなの会館」へ。三門革新懇の第4回幹事会です。戦争法廃止に向けた宣伝活動、署名活動などの取り組みを振り返り、目標も決めていきます。地域の安心・安全を求めるうえでの課題も話し合います。1月10日の日曜日、午後4時からの旗開き、その会の構想も熱を帯びて話し合います。
8時過ぎに自宅にかえって横になり、晩ご飯もお粥。この日、3食ともお粥でした。アルコール、久しぶりに抜きでした。
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|15年12月7日 |中島 |
6日、日曜日。早朝の配りものをすませて、京橋の朝市へ。まだ、店開きの準備をしているところもあります。東日本復興支援と名うって、石巻のホタテを焼いて売っています。一枚、300円。大勢の人たちが美味しそうにいただいていました。大滝の弁当、シャ・ノワールのクロワッサン、大きなリンゴ、コロッケなどを買って持ち帰ります。
少しゆっくりと新聞に目を通し、俳句番組をみてから新事務所に。
雑務。民主会館へ歩きます。管理人さんと朝のご挨拶。届いている書類を持ち帰ります。
かえって来て、今月中旬に支給する賞与の計算方法、前年分の表を見ながら再確認。後見しているNさんに関する書類に記入して役所に返送です。
昼ご飯は、朝市で買ってきた、大滝の弁当とかけそば。
7日の事業所管理者さんたちとの会議、その夕方の三門革新懇の会議の準備ををしておきます。
夕方から、釣りクラブの12月例会です。渡船から降ろしてもらった浜、今回は東に向いて歩いて初めての場所に竿を出します。
メバル総重量で検量です。当方は500グラムあり、第4位でした。
自宅にかえって少しのビールで遅い晩ご飯。夜中から、お腹が差し込んできて、トイレに駆け込むこと数度。予定がいっぱい入っている今週、大丈夫かと心配になってきます。
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|15年12月6日 |中島 |
5日、土曜日。朝、新事務所に。
歩いて、吉野家さんへ。朝定食をいただきます。知り合いの舗装会社に働く男性たちと、おはようとあいさつ。歳の話になります。60歳を前にしての現場、若いときのようには身体がついていかないのでは、とふと思うのです。
雑務。後見しているYさんに送られてきた書面に記入して、返送の手続きです。
早めに、勤労者福祉センターへ。NPO法人地域人権みんなの会主催の学習集会です。会場づくりから始めます。
「最期までその人らしく生きる支えを考える」をテーマに、訪問看護ステーション・晴、の代表をされている赤瀬佳代さんが講演です。
みんなの家ななくさの住宅さん、グループホーム福浜の長野さん、現場からの報告をしてくれました。
一人でも多くの患者さん、利用者さんの役に立ちたいと願って大勢の人たちが、制度上の課題などに悩みながらも、各施設や病院、介護現場、高齢者の自宅での支援などで奮闘されている、その光景が見えてくる内容でした。
一番前に座って聞いておられた、吉野一正さん、当法人の理事であり障岡連の事務局長でもありますが、その吉野先生から、感想がよせられました。紹介させていただきます。
講演と二つの現場報告から感じたことは、「寄り添う」ことのキーワードは「限りない優しさ」だと思います。「優しさ」には、三つあると考えています。
一つ目の「優しさ」は、人とひととの関係がつむぎだす優しさです。家族、友人、職場、あらゆる人間関係で見られものです。
二つ目の「優しさ」は、教育現場、介護現場、医療現場等で専門職員が発揮する「優しさ」です。本日の訪問看護訪問センター赤瀬さんの講演で話された「患者に寄り添うこと」、住宅さん(小規模事業所ななくさ)が話された「利用者さんの社会的痛みの克服」、グループホーム福浜の長野さんが話された「利用者さんのニーズに応える」は、専門性が発揮された「優しさ」の表現だと思います。
三つ目は、上記二つの優しさを支える「社会的な優しさ=制度」です。赤瀬さんが「その人らしく生きるための支えを考えよう」で示された図や「最後まで生きることを支えるための連携」で示された図は、その具体的支えは制度なくしてできないものです。一方、現場の報告で課題として示された人員配置(ななくさ)、職員不足(GH福浜)は、制度の不十分さからくる問題点です。
社会的優しさの到達度は、民主主義の到達度であり、平和社会でないと到達できないものだと考えます。今日の学習会で話された具体的事例の人たちは障害者と言える人たちでした。私は、「生きることに特別な配慮を必要とする人=障害者(国連障害者権利条約)にやさしい社会はすべての人にやさしい社会である」(ノーマライーゼーションの理念)を思い出しながら、医療・看護・介護制度はまだまだ課題が多いと思いつつ、この課題を現場の実践から乗り越えようとする力強さを感じ嬉しくなりました。
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