赤いボタンを押しました
4日、朝、事務所にきて散歩もせずに雑務。この日は、後見していたKさんの告別式。その会場に混みあわない時間帯に車で走ろうと。1時間以上早くついたので、旭川下流の土手を散策です。流れている水は、決して綺麗とはいえない、黒いのです。これが海にそそがれているのか、魚が可愛そうではないか、などと。
告別式といってもお坊さんが来るわけでもありません。横4m、奥行2m余りの部屋に柩と焼香台を置いてくれています。かつてKさんが過ごした小規模多機能利用者さんのお友達とケアマネさんのお二人が線香をあげに来てくださりました。
葬儀社の若い人ひとりだけで運転する搬送車のあと当方がタントでついていきます。東山の焼場です。遺体を焼く、最後の赤いボタンのスイッチを押したのでした。
この日は、ななくさ、かるがものスタッフに年度末に支給した賞与について、社会保険・国民年金機構に書類を作成して提出です。窓口で対応してくれる優しくて、てきぱきしている女性に久し振りにあえて、気持ちは少しホッとします。事務所に戻って「地域と人権・岡山版」のコラムを仕上げます。
事務所には、県弁護士会の会長になられた近藤さんが、近所まで来たもんで、と立ち寄ってくれました。若い時代から同じ世代として、共通の先生を真ん中に置きながら歩んできた方です。ある弁護士の横領事件で県弁護士会も大変な時に責任者になられたものですね、という話も。弁護士からみた人権と憲法、と題して若い人たちと車座で話してくれませんか、とおねがいしたら、快諾してくれました。60歳代になって一層輝きをます仕事をされている人を間近に見るとこちらも元気をもらいます。
夕方から、情勢を掴むための会議に参加です。自宅に帰ったのが9時30分ごろ、それからのビールは少し苦く感じました。
記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »