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原子力発電の現実、人権と文化のつどい

|13年04月14日 |中島 |

蝦名宇摩さん親子での三味線ライブ

13日、土曜日。朝風呂に入って、追いだきのボタンを押したとき、ごォーと言う音。最初風呂の音かなと思っていましたが、これが地響き、地震だったたようです。我が家の2階は少し揺れたと聞いてから、後楽園まわりの散歩、朝食は西川原の珈琲館でモーニングでした。

この日は、午前中は、ななくさスタッフに、サテライトの名称募集の用紙を持参して管理者さんと少し込み入った話も。その後、事務所でななくさ、かるがもスタッフの4月給与を再点検。パソコン入力の手違い、二人分を見つけて手直しでした。

昼に、給与表と金種表をななくさに持参。そのまま、旭川あたりに出向いて車を停めます。三光荘で500円の牛丼を急いで食べて、県社会福祉総合会館に。受付が始まっていて、にぎやかです。人権岡山主催の「人権と文化のつどい」です。固定椅子では足らない状態に。

蝦名宇摩さんが30分、津軽三味線と奄美大島の三味線をひいてくれました。小学校2年生の娘さんが一緒に出演。可愛くて、あいの手や歌そのものもなかなかのものです。

小出裕章さんが質問に答えています

小出裕章さんから「原子力発電の現実 ー福島の事故からー」と題して90分の話。事故がなくても原子力はもともと悲惨なもの、トイレのないマンション、という意味をまず説明されます。人形峠のウラン鉱と残土の問題、人形峠の残土を捨てに行ったアメリカのホワイトメッセという立ち位置の問題、低レベル廃棄物の埋め立てのその膨大なこと、などが話されていきます。今の福島原発事故の進行している実態にふれながら、過去・現在・未来の危機、本当の被害などにも話は及んでいきます。大人が責任を問われているということ、子どもを被曝させないこと、第1次産業を守ることの大切さを強調。電力問題にも言及され、原子力は廃絶出来る、時間をかけて人々の意識を変え、そして社会構造を変えていこうとまとめられました。

会場から数人が質問。自然界にある放射能の測定値にかかわること、放射線にかかわって広島原爆などと比較する時にセシウム137をつかうことの意味、放射能汚染物は福島第2発電所をその用地に使うべき、などと答えられていました。

記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »

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