みんなの会 岡山市北区下伊福西町1-53 ● みんなの家ななくさ 岡山市北区西崎本町1-7 ● みんなの家かるがも  岡山市南区浦安本町158

論議は、ものごとを発展させてきます。

|12年01月11日 |中島 |

10日、朝早くから目覚めます。事務所について朝の月が残るなかでの散歩です。

午前中、岡山市役所に出向きます。事前に電話しておいた介護保険課で、小規模多機能型居宅介護事業所のサテライト導入についての情報をいただきます。まだ、あまり詳しいものがない、という感じでしたが調べてくれて、一定の資料をいただきました。

また、他県での小規模多機能型居宅介護士事業所の建設に補助金が付いているその制度名についも調べてもらいす。地域介護福祉空間整備等施設整備補助金、というもののようです。需要などを考慮した自治体による高齢者福祉と介護施設計画の策定内容に左右されているようです。また、補助金対象の受け皿、民間企業も参入できるものまで合意がとりにくい、という考え方も背景にありそうです。

市役所本庁の6階の住宅課に出向きます。サービス付き高齢者専用住宅についての基本知識を仕入れに。そして補助金体制はどうなっているのかも。課長さんにも顔を合わせてごあいさつでした。

午後から、岡山県地域人権問題研究集会の第6回実行委員会です。初めてご参加いただく方数人も含めて25名程度の参加。2月4日に向けて最後の実行委員会でした。小畑実行委員長が準備し提起してくれる基調報告、その原案に対しての意見交換、そして分科会の最終的準備などが中心的課題でした。基調報告にたいして、憲法を政治にいかす内容についてもう一歩踏み込んで示唆するものが欲しい、国民と政治の間での矛盾が国民のたたかいによって顕れているのでその内容も加えてほしい、などと意見がよせられます。討論を通して、今なぜ「地域人権」が大事なのか、原理的に捉えて同時に運動の展望からみて整理して追加してもらうことになりました。

夕方、ななくさ会議。今回は、6人で民主会館で行います。12月分の保険請求が過去最高額になったこと、利用者さんの個別の動向、特徴なども話し合われます。スタッフの責任ある対応、連携なども課題に。課題が出てきたときに相互批判をきちんとやることが、責任ある立場のスタッフにとっては欠かせないもの、との認識も論議を通じて深まるのでした。しかし、こういう話は互いに疲れもするだろうと思いながらの会議でした。

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学習会、40年前を思い起こします

|12年01月10日 |中島 |

9日、成人の日。朝はゆっくりして、10時過ぎに事務所に。少し雑務です。

午後から、おかやま人権研究センターの岡映研究会が開催されます。この日は7人の参加。65年に出版され、75年に改訂版が出された「綱領はなぜ大切か、–部落解放運動の学習のために–」。これが岡さんが執筆されたものであり、10年間の間でどう変化しているのか、国民融合論がこの間に提起されたがそれが反映されているのか、いないとすれば何故なのか、など論議が展開されます。

その他の岡さんの文書には、国民的合意に基づく国民融合、という文言が何回も強調されているという指摘もあり、八鹿高校事件、不公正乱脈な同和行政と同和対策事業などその当時の運動などの状況、革新自治体の躍進などの政治的背景についてもを思い起こしながら推論していきます。

ある問題に対して審判を出さなくてはならない時、ときに優柔不断という評価もありますがそれに対して、立場が慎重にさせるという捉え方もあります。この年齢になってこそ実感をこめて理解できるものかな、と思ったりの学習会でした。

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アフリカの民主化を学ぶ

|12年01月9日 |中島 |

7日の土曜日、民主会館で午後から、県AALA連帯委員会(アジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯委員会)主催の新春学習会が開催されました。

講師は、高林敏之さん、日本AALA常任理事、早稲田大学非常勤講師、西サハラ問題研究室主宰、という肩書きを持つ方でした。演題は、アフリカ民主化の波と「北アフリカ革命」。参加者は40名、でした。

講師は、講演や質問に答える形で約2時間話されました。アフリカで、この20年間民主化が着実に前進したにもかかわらず、独裁・権威主義的体制が長く存続した背景にふれていくます。民主化がインターネットを通じてという感があるが、独裁体制を打倒したのち、短期間での正常化にむけての動きは、組織化に乏しい若者よりすでに組織力を備えているイスラーム勢力が主導権を握ったのは当然の現象、と言われます。

そして、先進諸国がイスラーム主義勢力を過剰に敵視し、現地の民意を無視して排除、または排除を支持、したことは、情勢の悪化と真に過激な勢力の台頭を招いただけである、と指摘します。

イスラーム主義勢力を主要な政治アクターとして認める民意が明確にされたこと自体、「北アフリカ革命」による民主化の成果であると冷静に認めるべきであり、リビアに対するような恣意的な干渉は厳に慎むべき、とまとめられました。

この日は、新春の集いも。国労時代から引き継いでいる手作りおでんなどをいただきます。岩手県宮古市でボランティアをして私たちを迎えてくれたT田君も元気に参加。AALA代表委員の石井夫妻のブドウから手作りのワイン、淳平、和子を合わせて、平和飲(ヘイワイン)と呼ぶものも持参してくれていました。1000円会費で、たくさん飲ませてもらいました。その後、講師をホテルまで。一緒に4人で、西口で改めて食事でした。当方は、日本酒が少しこたえました。

8日の日曜日、朝4時30すぎに起床、朝風呂で残っているアルコールを身体から抜き取ります。そして、京橋の朝市に。まだ開店準備をしているところが多いのです。そのなかで、渡蟹や赤メバル、蛸を仕入れます。足守に住む連れ合いの両親が蟹を食べたいと言っているとのこと、要望に応えてもっていくものでした。当方は、市内の藤田のお店が売っている500円の七宝うどん、寒い中で、あつーい汁が美味しかったのです。

10時ごろから事務所に出かけ会議の準備です。県人権連、人権岡山、NPO地域人権みんなの会の合同会議です。午後からの会議には、14人が参加してくれました。組織の現状、運動内容と課題、NPOのとりくみ現状、新たな事業展開の可能性、介護保険報酬改定の内容、学区単位の地域における社会資源配置状況、高齢者の現状等を資料で示します。

夕方から、新年会。喜怒哀楽というお店です。最後に出てきたお寿司、このお店のイメージが変わったようでかわいらしい握りで食べやすかったのです。

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印刷会社の社長さん、3人とバッタリ

|12年01月7日 |中島 |

6日、公園の散歩をおえるころ、事務所付近の印刷会社の社長のTさんと顔を合わせます。T印刷、かつて機関紙の縮刷版、運動史の書籍などを印刷してもらった会社ですが、最近は縁遠くなっています。社長は同年代、散歩が欠かせないようです。お変わりないですかと声をかけあいます。

11時過ぎに協立病院へ。皮膚科で治療です。液体窒素でホクロやいぼの除去です。終えて窓口で支払うとき、いつもお世話になっているT工芸の社長とバッタリ。NPOみんなの会の1月28日の学習会の冊子のことでお願いです。

この日は、林病院の患者中心の病院づくり委員会の病棟ラウンドの日です。終えて駐車場に向かっていた時、かつて釣りクラブで一緒だったUさんに、ここもバッタリ。かれもT木印刷をひきついで仕事をされています。障害者フォーラムのビラを格安で印刷してくれたときいていたので、そのことを伝えると、ありがとうございます、と言われます。いい仕事、ありがたいといわれる仕事、やはりその会社や責任者の方のやりがいになっているのでしょう。1日過ごすなかで、3人もの印刷会社の責任者と偶然会うことは珍しいことでした。

この日の昼食は、林病院近くの、ミスター・バーグ、というお店にはじめて入ります。ハンバーグが食べたくなったのですが、鉄板に乗せられてきたハンバーグと野菜、じゅ―ジューとあつあつです。白いご飯もお代わり自由で炊き立ての様子。その他のメニューも輸入肉のステーキなどアメリカナイズされた料理が中心ですが、しかし、美味しかったのです。鉄板の上に乗せられてきたハンバーグ、ほんと食欲をそそられます。

夕方、かるがも会議です。6時ごろ、かるがも、に到着。利用者さんの登録が徐々に増えてきたこと。スタッフの交代があり、ななくさからの支援で田中事務長に来てもらったこと、小規模多機能の良さを発揮するための体制を強めること、当面介護職の方を募集すること、などを論議でした。

写真は、この日、林病院のディサービス施設内の廊下に、20数年来、飾られているもの。卵の殻を小さく割って色をつけて貼り付けている、絵画です。

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仕事始め

|12年01月6日 |中島 |

世の中、仕事始めの4日、連れ合いの出勤を見送ってからこちらが事務所に。雑務中、NPOみんなの会理事の三戸さんが来館。あまりにひどい政治のこと、大阪市長の労働組合への対応のこと、前進座の公演のこと、民医連が岡山で全国大会を開くこと、AALAの新春学習会のこと県AALA新春学習会、アフリカ民主化の波と「北アフリカ革命」、韓国ドラマに魅入られていること、などが話題に。昼食は、花尻のまだ西にある500円定食のメニューが豊富なお店まで。三戸さんが食べたチキンカツのボリュームはすごかったのです。

事務所で、12月初旬に講演に来てくれた唐鎌先生にお礼文を送ったり、健康保険の資格書類などの整理、会議の準備など、夕方遅くまで一人での世界を楽しむのでした。

5日、事務所の仕事始めの日。早朝の配り物を終えて、薄暗い中、木村のパン屋さん経由で事務所に。そして、近所周りを散歩です。ついでに、吉野屋まで出向いて、朝定食をいただきます。事務所に帰ってきて、雑務。たまっている書類の整理も。その後の、山口の同年代の仲間の子どもさんの訃報が届きます。親の気持ち、考えると胸が痛みます。生きているということの大切さを捉え直しです。

9時過ぎにななくさのKさん来館。基礎年金番号がわかるものを持参してくれました。扶養対象としての働き方から脱却し、健康保険加入できる時間数を働くと決意のけっかです。その後、かるがもで働いてくれたKさんも来館。国民年金機構にに出かけます。資格喪失と加入届、二つの事務処理です。また、任意継続健康保険についてKさんは、けんぽ協会で説明を受けていました。国保との比較をしてから決めた方が良い、と的確なアドバイスをもらったようです。

午後から、岡山市の職員の方々と懇談。その後、県人権連の事務局会議。1月の日程もほぼ詰まってきます。今年は、もっと自分の時間をつくろう、と思っていますが、「公務優先」ではなかなかです。任務分担が課題か、とふと思ったりします。

夕方、少し勉強と思って、基礎社会学という本に目を通します。しかし、眠くなります。うーむ・・・。

写真は、5日の夕方、ご近所の農園に咲いていた、菜の花。まわりがぼーと明るくなります。

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寝正月でした

|12年01月4日 |中島 |

正月3が日、旅にも、釣りにも行かなかった寝正月の概要です。

元旦、早朝の配達物を済ませて、明るくなるのを待ってポスターを30枚貼りだします。ポスターは、1月15日開催の三門地域革新懇総会と新春旗開き、これへの参加をよびかけるものです。この夜は、娘夫婦が孫二人を連れてきて、わが母親も含めて8人で新年会。恒例のすき焼きです。鍋奉行でした。2歳男子の孫は物を力いっぱい振り回して爺にぶつけてきます。5歳半男子の孫は、カルタやトランプで楽しんでいます。大きくなるのは早いものです。こちらの年齢は自分では測りにくいけれど、多分それなりの歳をあらわすものになっているのだろうな、とふと思うのでした。

2日は、朝はゆっくり。雑煮は餅一個で充分です。暮れの30日に、みんなの会館でついてくれた餅、大きいのです。午後から、福袋を求めて散策。津島モールで子ども用、それも女子としてあるもの見つけてゲット。その後、総合グランドの近くの大きなスポーツ店に。ここで、大人の男子用の福袋二つを手に入れます。散歩は40分コースです。この夜は、花田の健ちゃんのお宅で、孫のみうちゃんを真ん中にして楽しく飲ませてもらいました。

3日も朝はゆっくりの起床。朝ごはんは白いご飯でいただきます。天気が良ければ牛窓にでも行って竿を出そうかと思案していたのですが、赤磐では雪もつらついているという電話がかかってきて、断念という結果に。そして、事務所で雑務。夕方、かるがもにタントを走らせます。利用者さんが帰られたあと、スタッフにちょっとだけあいさつと言う感じ。この日からかるがも勤務となった田中事務長と民主会館まで帰ります。かるがもたよりの印刷でした。その後、ななくさ、にも少しだけお邪魔です。利用者さんお二人がおられて、そのうちのお一人がご苦労さまと声をかけてくれます。

寝正月でした。自宅で寝転んで、公園の車の中で、図書館で借りてきた阿刀田高さんの短編小説、箱の中、佐保姫伝説、などを読むのが楽しみでした。各編、主人公が50代後半、ねむりながらの夢に現実を反映させている内容が多いのです。我が身を振り返るのにちょうどよいのでした。

写真は、後楽園の鯉。まる丸と貫録たっぷりです。

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