治安維持法犠牲者に謝罪と賠償を
|10年07月30日 |中島 |
29日、朝はかるがも会計の入力でS長さん来館。
午後、旭東まで。治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟岡山県本部の総会に出かけました。本部会長の柳河瀬さんの「同盟運動を国民的運動に発展させよう」という講演を聞きたかったのです。柳河瀬さんは、治安維持法で直接弾圧された経験がない方ではじめて会長になられた人、と言われます。
講演は、今日の政治状況とあわせ世界的な視野での平和と人権にかかわる動向から始まりました。ドイツでは「包括的名誉回復法」、スペインの「歴史の記憶法」など歴史の清算の進め方についても詳しく報告。国会請願署名、国会請願、地方議会の意見書採択を3つの柱として取り組んでいく、そのために国民的運動へと発展させよう、と強調されました。
総会参加者には、県本部初代会長の青井憲一さんの遺歌集「茜空」なども参加者に配ってくれていました。
夕方、事務所に帰って、かるがも会計のチェックでした。ちょうど、ななくさのケアマネの池田さんが立ち寄ってくれて、9月にかるがもへの実地調査や、認知症の人と家族の会のアンケートなどについて懇談でした。
記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »