8月30日、朝事務所で、名古屋3日間の会議資料などを整理。中央段階での任務を確認します。その後、人権岡山のとりくみについて打ち合わせ。11月17日開催予定の人権問題研究集会、「今こそ、地域から人権確立を」の講師の小畑先生とも連絡。小畑先生、前日の鳥取での集会は新鮮味もありとても良かったとの評価でした。こちらが提供した、杉之原寿一先生の論文が役にたった、青年の発言が説得力を持っていた、など。

昼前に、駅もと診療所へ。8週間分の薬をいただきました。午後から、5日の県人権連三役会議の議案の一部を準備です。税理士事務所と連絡して、ななくさ、かるがも会計のチェックする日程を設定。

夕方から、雷と豪雨。8月にはいってはじめての雨。外に出てしぶきが飛び散るさまを味わいながら、適度に降るということが出来ないものか、とも。

この夜は、当方の還暦祝いを子どもたちが開いてくれました。雨のなかの道中、おもわず、めずらしいことをするから雨が降るんだ、という息子にいうと、還暦祝いは60年に一度だから仕方ないでしょ、と反論が。孫も含めての会食は、一息ついてなごみの時間でした。

ななくさたより３８号

ななくさ職員が分担して記事を書いて、昨日、しんちゃんが仕上げた、ななくさだより３８号です。

29日、名古屋市のホテルで目が覚めます。朝ごはん、このホテルの２階で和食をいただきますが、３０分ほど待たなくてはならない。バイキングの方が早くてよい、という声も。そういう中でも、金ちゃんは３杯のご飯をいただいたようです。

９時過ぎからの会議。「地域社会と住民の権利憲章」案について、そして第４回全国人権連全国大会方針案などについての論議です。各地から参加したメンバーの的確な指摘も取り入れた、普遍的な文書としての権利憲章が１１月の大会では採択される運びになりました。その実践が大切です、と当方も強調させてもらいました。

民主会館に午後３時過ぎにつくと、人権岡山の住宅しんちゃんが事務所で仕事をしている。ななくさたよりやケアー日記を仕上げていたのです。食道をはじめとする検査結果や予想される処置などを詳しく聞かせてもらった。タバコを辞めなくてはならないことが辛いようですが、いかしかたないこと。治療に専念することを強調。当面の仕事の課題については、当方から関係者に伝えることにしました。みんなの力、持ち味を集めること、活かしていくこと、集団で総括すること、そしてまた・・、という基本的なことが改めて重要だ、と実感です。

27日、朝は事務所にきて少しの仕事。三戸さんと瀬戸の河合さんが車をとりに来館。河合さんの車はバッテリーがあがってしまい、会館備え付けの充電器で対処。三戸さんに岡山駅まで送ってもらい、竹本さんと待ち合わせて新幹線ひかりに乗ります。

名古屋市の産業労働会館での会議。建て替えられて1年もたたないと、警備・案内の職員さんが説明してくれます。この日は、ど真ん中祭り、前夜祭と言うことで名古屋は賑々しい。泊ったホテルの外で騒ぐ声が一晩じゅう聞こえてきます。

28日、愛知県旧甚目寺町の公民館に集合。「要求の事業化」の学習会。現地の訪問介護ステーション、ディサービス、居宅介護支援事業所が一体となったものを視察。通い定員は35名、登録者は80名という規模で、柔道整復士の方も配置しています。スーパーのすぐ隣という立地条件もいかされ、順調な経営状態のようでした。

あと、名古屋市内中村区の29人定員のデイサービスも視察。表通りに面しているコンビニ跡地をかりての運営。ここも地域の町内会なども応援してくれていて、順調という話でした。

そんな時、岡山の「みんなの家ななくさ」「みんなの家かるがも」のことが気になってしまいます。管理者や中心的スタッフが腐心していることも思い起こすのです。

かるがも・健康まつり

26日、朝はS長さんがかるがも会計入力。途中、明石さんが来館。民主党の代表選に小沢出馬と鳩山の支援声明などが話題に。

そして、かるがもへタントを走らせます。週2回の食事づくりで来てくれる方との面接。ケアマネ、管理栄養士などの資格も持っておられる、食事作りに専念したいという希望でした。昼前に事務所に帰ってきて、S長さんの会計入力の問題点など互いに確認。

昼からは、この日のNPO法人地域人権みんなの会理事会の資料づくり。

夕方からその理事会の開会です。人権にかかわる二つの学習会の企画が論議を呼びます。介護の視点学習会では、介護保険の課題、利用者さんへの介護とケアの連携と独自性なども話題になってきます。人権の視点で介護事業所を展開してきたその実績を改めて確認したのでした。現場スタッフ、その芯となる方の姿勢が大きく反映することも、当方の頭によぎってきました。

ななくさ、かるがも、両事務長から、現状と課題、今後のとりくみなども報告されました。かるがもでは健康祭りが企画されています。

夜自宅に、この理事会に参加できなかった、ななくさの管理者住宅さんから、ごめんなさいとの電話あり。当方は3日間ほど出張でいないけれど、よろしくとの会話でした。

27日、朝、10時過ぎ、三門駅から吉備線に乗って岡山、そして名古屋まで行ってきます。全国人権連主催で、介護事業にかかわる研修会も行われます。

人間裁判、元裁判官の手記

25日、朝6時過ぎに事務所に。金ちゃんと19歳のT君、若者二人もその後すぐに事務所に。結局一台の車で吉備中央町へ。途中、ジョイフルで朝ごはん。こちらはいわゆるモーニングサービス。若い二人は、この時間帯に、ハンバーグや鳥てんぷら定食などをパクパク、食べるのも早いのです。身体のつくりと歳の違いを感じるのです。

吉備中央町は「ロマン高原かよう総合会館」へ行きます。県人権連主催の「人権伸長をめざす自治体交流集会」です。10時開会。メインは「第2の朝日訴訟」と題して、岩間一雄先生が講演。プロジェクターを使って、朝日訴訟の経過と50年前の第1審、浅沼判決の意義に触れていきます。今日、闘われている生活保護老齢加算のとりくみについても、、朝日茂さん一人から、100名を超える原告団が作られるほどの実態、支援する勢力が政党・労働組合であった50年前から、現在は市民団体へ成長してきていること、など50年前との背景の違いを示しながら、セーフティネットの構築の必要性を強調しました。

帰りは、岡山インター近くの「鳴る子屋」さんへ。ここのカレーうどん、スープが美味しいのです。汁が跳ね跳ばないように気をつけていただきました。

事務所に帰って、一休み。そして、倉敷市へ提出する「人権啓発活動事業費補助金」の書類を作成。2011年2月5日（土）午後1時30分から倉敷芸文館で、NPOみんなの会の理事をされている吉野一正先生に「市民の平等権と連帯を考える」、と題して講演をしてもらうことに。

夕方、6時過ぎにななくさへ。宿泊する利用者のGさんを囲むようにして、5人のスタッフが。7時過ぎまでいて何かと、話でした。