障害は個性、でいいのか
|10年07月3日 |中島 |
2日、朝は新聞原稿を書きながら雑務。午後から、県人権連の事務局会議。
夕方、障害者の生活と権利を守る岡山県連絡協議会の幹事会に。加盟各団体からの報告のなかで、盲導犬をつれてバスにのると暴言を浴びせられた、という報道があったことにかかわる内容が提起された。団体所属でない当事者との関連で、いかにこの問題に対応するかを論議。
また、障害は個性、という論調にはどういう背景があるのか、ということも話し合われました。障害当事者のなかでも「成功」した人しか言わないのではないか、個性とはこの場合、身体的特徴と人間性にかかわる人格を言わなくてはならないのにその点を曖昧にしている、人間として同じであるという考え方を欠落させて、障害のみをとらえてしまう見方が問題、などと意見が出されました。
学校制度改革案が政府機関で構想され、支援学校はいらないという流れを作ろうとしていることと合わせて、障害者の人権をまもるための取り組みをより発信することが必要だと、思ったのです。
記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »