子どもたちの危機
|08年11月28日 |中島 |
27日、朝は集中して、ななくさ会計。約半分まで。午後から、人権岡山主催の研究集会へ。講師は尾木直樹法政大学教授。「子どもの危機をどう見るか」が演題。
尾木さんは、胸元にマイクをつけて、ホワイトボードも活用、手ふりをいれて動きながらの熱弁。話し方に特徴があり、特に女性には親近感がわいてくるようす。
内容は、世界から取り残されている日本の教育条件、その根底の教育行政を指摘しながら、大人たちが未来を考え行動することを示唆していた。全国一斉学力テストの問題では、学校間の異常な競争、勉強嫌いの子どもに対する阻害などの問題を指摘し、学力テストでの学力観も含めて問題ありと、しました。子どもたちに、うつ病が広がっている現状も出されていました。
夜、国民融合県会議のメンバーでの懇談でも、この課題が話され、だれもがうつ病になる可能性があること、そして初老期うつ病の体験も話されていました。私だけは、あの彼だけは、うつ病とは無縁、という考えを持っている人間ほど、罹患しやすいなどとも。そうかと思いながらも、まだまだ、実感が伴わない自分ではありますが。
記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »