子どもの無保険
|08年11月27日 |中島 |
26日、井原市との話し合い。人権連井原の会が人権連になって初めて要求書を提出しておこなったもの。市長、副市長、教育長なども参加されていました。
協働のまちづくり推進の担当部局も置かれており、市民の要望を取り入れようとする姿勢が見えていた。しかし、自治会などを単位に要望を聴く会程度からの出発。ボランティアなどもふくめ目的意識をもった組織からも市政にかかわる意見を聴く機会を設けるべきでは、と。
子どもの無保険がひとつの課題。担当課は苦慮している様子。対象世帯が支払い能力ありと考えられる、という。そこをどうとらえるか、人権の視点で具体的対応が求められている。払わないということで法による督促は当然だが、とうの保険書とりあげ、子どもにまで、という問題は、人道的にも許されない、と思う。概念上対立する事象が起きた時こそ、人権の視点が必要だと思うのだが。
地域課題では女性の発言が圧倒的。説得力があります。難しい課題が先送りされていて、つなぎつなぎで対応してきた行政の姿勢が問われています。
記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »